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イースト新書

それでも音楽はまちを救う

著:八木良太

紙版

内容紹介

音楽の力で、地域経済はもう一度やり直せる

「地方創生」が謳われて6年。日本各地で、故郷を救うべく有志が立ち上がっていた。その熱意が結実し、さまざまな音楽イベントが生まれ、活況を呈している。彼らはいかにして、イベントを成功に導いたのか? 人々を熱狂させ感動を与える音楽の力を、観光業に取り入れることで、地域経済はもう一度やり直せる。そこには、新型コロナウイルス禍に見舞われた地方を救うヒントもあった。音楽を愛するすべての人の思いが、活気を失ったまちに大きな波を呼び込む。詳細な調査で迫った、地域再生の現場。

目次

はじめに
第一章 世界に学ぶ音楽観光
第二章 音楽観光で成功を収めた日本の先駆者たち
第三章 音楽でまちを救うために~ミュージックツーリズム実践編~
第四章 音楽イベントのリスクマネジメント
第五章 まちはコロナ禍といかに闘ったか
おわりに
参考文献

著者略歴

著:八木良太
流通経済大学経済学部准教授。博士(経営学)。1973年愛媛県生まれ。横浜国立大学大学院国際社会科学研究科企業システム専攻博士課程修了。専門分野は経営学(経営戦略論、経営組織論、リスクマネジメント論)。大学卒業後、アルファレコード、ビクターエンタテインメントにて、アーティストのマーケティング戦略・事業計画の立案実施に携わるとともに、邦楽ディレクターとして多数のアーティスト・企画作品を手がける。地域デザイン学会特命担当理事(元理事)。日本リスクマネジメント学会評議員。著書に『音楽産業 再成長のための組織戦略:不確実性と複雑性に対する音楽関連企業の組織マネジメント』(東洋経済新報社、2015年、平成28年度日本リスクマネジメント学会優秀著作賞受賞)、『音楽で起業する 8人の音楽起業家たちのストーリー』(スタイルノート、2020年)などがある。

ISBN:9784781651255
出版社:イースト・プレス
判型:新書
ページ数:224ページ
定価:860円(本体)
発行年月日:2020年08月
発売日:2020年08月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNSG