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NHK出版新書 630

パンデミックが露わにした「国のかたち」

欧州コロナ150日間の攻防

著:熊谷 徹

紙版

内容紹介

感染症が明るみにしたのは――民主主義に関する理解の違いだった!

全世界で蔓延する新型コロナウイルスの「第二の震源地」となった欧州。多数の死者と経済への打撃で戦後最大の窮地に追い込まれたといわれるが、政府の日頃のリスク管理や財政状態によって、各国で大きな違いが表れている。2月19日、イタリアで何が起きたのか? 1月に欧州最初の集団感染が起こったドイツは、なぜ感染拡大を抑え込めることができたのか? 在独30年のジャーナリストが、現地発の生のエピソードを交えながら、欧州各国の危機対応力を徹底分析し、懸念される第二波襲来に備え、日本と世界のとるべき道を提言する。

著者略歴

著:熊谷 徹
ジャーナリスト。1959年生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、NHKに入局。90年に退職。以来、ミュンヘンに居を構えて取材を続ける。日独仏英の4か国語を操る。著書に『欧州分裂クライシス』(NHK出版新書)、『メルケルはなぜ「転向」したのか』(日経BP社)、『日本とドイツ ふたつの戦後』(集英社新書)『5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人』(ソフトバンク新書)、『イスラエルはすごい』(新潮新書)など多数。

ISBN:9784140886304
出版社:NHK出版
判型:新書
ページ数:272ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2020年08月
発売日:2020年08月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN