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中公新書ラクレ 697

世紀の落球

「戦犯」と呼ばれた男たちのその後

著:澤宮 優

紙版

内容紹介

北京五輪の野球日本代表となったG.G.佐藤。今も語り継がれる高校野球星稜・箕島戦の星稜一塁手加藤直樹。最終戦で敗れ、巨人のV9を阻止できなかった阪神の池田純一中堅手。彼らは、大事な試合で大きなミスを犯したとして、ファンやマスコミから非難を浴び、人生が暗転した。理不尽なバッシングとどう戦い、そして立ち直ったのか。「落球」の烙印を背負った男たちの「その後」を辿るスポーツノンフィクション。

著者略歴

著:澤宮 優
澤宮優

ノンフィクション作家、スポーツライター。1964年熊本県生まれ。青山学院大学文学部卒。サラリーマン生活を送るかたわら、ノンフィクションを書き始め、戦前の名捕手吉原正喜の生涯を描いた『巨人軍最強の捕手』で2003年度のミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。2009年に独立し、専業作家に。主な著作に『炭鉱町に咲いた原貢野球』『スッポンの河さん 伝説のスカウト河西俊雄』『イップス 魔病を乗り越えたアスリートたち』『代打の神様 ただ一振りに生きる』など。

ISBN:9784121506979
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:192ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2020年08月
発売日:2020年08月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:SF