幻冬舎文庫
十五の夏 下
著:佐藤 優
紙版
内容紹介
ソ連国営国際旅行公社の職員と別れ、ホテル
に戻った。窓からボリショイ劇場とクレムリ
ンの赤い星がうっすら見える。寝付けずに数
学の問題集を解いていたら、朝8時になって
いた――。モスクワを歩き、同じソ連でも別
世界の中央アジアへ。帰路のバイカル号では
不思議な「授業」が待っていた……。少年を
「佐藤優」たらしめた全40日間の旅の記録。