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竹書房文庫 お6-1

べストSF 2020

編:大森 望
他著:石川 宗生
他著:空木 春宵

紙版

内容紹介

SFが、面白い
だから、その歴史を刻み続けよう――
去年発表された傑作短編SFを読みたいひとへ

新たにスタートする竹書房文庫《ベスト日本SF》に関しては、
“初心に戻って、一年間のベスト短編を十本前後選ぶ”という方針を立てた。
作品の長さや個人短編集収録の有無などの事情は斟酌せず、
とにかく大森がベストだと思うものを候補に挙げ、
最終的に、各版元および著者から許諾が得られた十一編を
この『ベストSF2020』に収録している。
創元版と比べて、収録作品数とページ数は減少したものの、
精鋭中の精鋭が集まったと勝手に自負している。
短歌にお湯を注いで歌を淹れる失われた典雅な趣味の話に始まり、
ウルトラスーパーハードな熱力学バカSFや、
九種族の存亡をかけた交易に挑むスペース商人(あきんど)オペラなどなど、
おそろしく個性的な花々の競演をごゆるりとお楽しみください。
――大森望「序文」より

【収録内容】
円城塔「歌束」
岸本佐知子「年金生活」
オキシタケヒコ「平林君と魚の裔」
草上仁「トビンメの木陰」
高山羽根子「あざらしが丘」
片瀬二郎「ミサイルマン」
石川宗生「恥辱」
空木春宵「地獄を縫い取る」
草野原々「断φ圧縮」
陸秋槎「色のない緑」
飛浩隆「鎭子」

ISBN:9784801923508
出版社:竹書房
判型:文庫
ページ数:440ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2020年08月
発売日:2020年07月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ