竹書房怪談文庫 HO-445
「超」怖い話 庚
編著:松村 進吉
著:深澤 夜
著:原田 空
紙版
内容紹介
神社の裏手で見つけた大亀。
家で飼おうと連れ帰ると、それは注連縄の巻かれた甲羅に変わっていて…(「亀」より)
漁村の怖ろしき禁忌譚ほか、怪談沼の深みに首までつかりたい愉悦の32話‼
かつてない混迷の中にある今夏、とんでもなく濃密な怪談が3人の元に集まった。
否、託されたと言うべきか。
・孤独な霊感少年と部屋に棲む若い女の霊との幾年「淡日」
・かつて我が子を殺し、服役した過去を持つ女性が見る悪夢「埋夢」
・眺望は良いが何かが棲みついている旅館の一室。その部屋の客室係が見たものとは「眺めの良い部屋」
・家賃滞納者を退去させた後の部屋にいた見えないモノ「ここに誰かがいる」
・事故で死んだ少年がかつての家庭教師に残した不穏な手紙「わからない子」
・廃墟で肝試し中いつのまにか消えたケータイはどこに「失せ物」
……他、うっすら汗ばむ肌も冷たい全32話収録!