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中公新書 2598

倫理学入門

アリストテレスから生殖技術、AIまで

著:品川 哲彦

紙版

内容紹介

「人は助け合うべきだ」と説かれて否定する人はいないだろう。しかし、なぜ助けるべきか、どこまですべきか、と問われたら返答に窮すかもしれない。倫理学は、一般に「善い」とされる価値について、立ち止まり吟味する学問である。本書は、その主要理論を紹介。さらに、医療、人工知能など最先端技術がはらむ問題や、戦争、移民、環境破壊などの課題をとおして、思索を深める。理論を説き、生き方を問う倫理学入門。

著者略歴

著:品川 哲彦
品川哲彦

1957年神奈川県生まれ.1987年,京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学.広島大学総合科学部助教授などを経て,現在,関西大学文学部教授.哲学・倫理学専攻.京都大学博士(文学).著書に『正義と境を接するもの―責任という原理とケアの倫理』(ナカニシヤ出版,2007年).『倫理学の話』(ナカニシヤ出版,2015年)ほか

ISBN:9784121025982
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:280ページ
定価:880円(本体)
発行年月日:2020年07月
発売日:2020年07月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDX