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講談社タイガ

記憶書店うたかた堂の淡々

著:野村 美月

紙版

内容紹介

「文学少女」シリーズの野村美月、待望の最新作!

忘れたい人は、いますか。
忘れられたい人は、いますか。

静乃の優しすぎる恋人、誠が突如失踪した。職場に連絡すると彼は一年前に亡くなっているという。では、彼は一体誰だった? 
静乃の脳内に存在する、自分のものではない思い出。これは人の記憶が綴られた書物を売買する、うたかた堂の仕業か。記憶に浮かぶ海を、静乃は目指した。冷めた目をした美貌の青年が書物を繙くとき、心に秘めた過去が、秘密が、願いが、解き明かされる!

著者略歴

著:野村 美月
【野村美月(のむら・みづき)】
2001年『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回ファミ通エンタテインメント大賞(現・えんため大賞)小説部門〈最優秀賞〉を受賞しデビュー。2006年より刊行された、「文学少女」シリーズが大人気となる。講談社タイガより『晴追町には、ひまりさんがいる。』シリーズ二作を刊行している。

ISBN:9784065204047
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:320ページ
定価:720円(本体)
発行年月日:2020年07月
発売日:2020年07月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ