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つかまえた

著:田島 征三

紙版

内容紹介

『ちからたろう』『しばてん』『ふきまんぶく』『とべバッタ』など、大胆な筆づかいで、ほとばしる生命の躍動を描いてきた絵本作家・田島征三が、忘れられない少年の日の原体験をテーマに取り組んだ入魂の一冊。
夏のある日、川の浅瀬に大きな魚がいるのをみつけたぼくは、そっと近づこうとしたが、足をすべらせて川に落ちてしまう。水の中で懸命にのばした指が魚にふれると、ぼくは無我夢中でそれをつかまえた──。

著者略歴

著:田島 征三
田島征三/1940年、大阪府生まれ。幼少年期を高知県で過ごす。多摩美術大学卒業。『ちからたろう』でブラティスラヴァ世界絵本原画展〈金のりんご賞〉、『ふきまんぶく』で講談社出版文化賞絵本賞、『とべバッタ』で小学館絵画賞と絵本にっぽん賞、『オオカミのおうさま』で日本絵本賞など国内外で受賞多数。
2009年、新潟県十日町市の廃校をまるごと空間絵本にした「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」を開館。2013年より、ハンセン病回復者の国立療養施設がある瀬戸内海の大島で「青空美術館」「森の小径」「Nさんの人生絵巻」などのアート作品を制作している。2019年、これまでの業績に対して第42回巖谷小波文芸賞を受賞。主な作品に『しばてん』『やぎのしずか』『はたけうた』『くさむら』『ガオ』『ぼくのこえがきこえますか』などがある。

ISBN:9784032220209
出版社:偕成社
判型:A4変
ページ数:32ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2020年07月
発売日:2020年07月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA