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驚愕!竹島水族館ドタバタ復活記

著:小林 龍二

紙版

内容紹介

様々な改革を行い入館者数のV字回復をみせた愛知県蒲郡市の竹島水族館。その改革の中心となり、スタッフとともに駆けずり回った小林館長が綴る竹島水族館復活物語。

目次

はじめに
序章

第一章 暗黒の水族館
竹島水族館
貸切状態の水族館
アシカショーは強制観覧
廃館の危機
水族館を引き継ぐ
「相方」現れる

第二章 改革始動
ダメなところを直そう!
水槽改修の費用
三億円を二千五百万円にする
まず良いものを伸ばす!
巨大ガニを触らせるなんて!
タカアシガニを目玉に、深海の生き物に触れるタッチングプール
全員坊主になる!

第三章 「何もない」は「実はある」
他にウリがない
読まれていない解説
手書きだ! 図鑑に掲載されていることは書くな!

第四章 その場に浸かるとマヒをする
わかった気でいることの危なさ
この魚は美味しいよ、不味いよ
名物カンバンがお客さんを呼ぶ
展示水槽の改革
港で獲った地味な煮魚を主役にする
「キモチワルイ」をウリにする
「当たり前」は「当たり前ではない」
お客さんの調査
お客さんと職員の意識の差
新館長・副館長の時代誕生

第五章 発想の転換で失敗を活かす
カピバラで集客を狙う
カピバラという生き物
カピバラの誤算
北海道へ視察旅行
逆発想のカピバラショー
カピバラ担当者に立ちはだかる難関

第六章 人とのつながり
中小企業の「合わせ技一本」
超グソクムシ煎餅の誕生
一大イベント「がまごおり深海魚まつり」をやるぞ!
熱い人たちによる実行員会
大事なのは人の笑顔
人のためは、人のおかげ
飼育員も主役

第七章 輝くための七つのヒント
その一 熱意がすべてを支える
その二 反骨精神が力の源
その三 目標を具体的に持つ
その四 創意工夫はカネより強い
その五 基準はお客さんのため
その六 人との出会いが武器になる
その七 逃げ道を作る

今後の夢、あとがきに代えて

著者略歴

著:小林 龍二
1981年(昭和56年)蒲郡市生まれ。地元の蒲郡高校卒業。北里大学水産学部(現海洋生命科学部)を卒業し、Uターン就職して竹島水族館に勤める。様々な改革を繰り返して入館者増を図り、2015年より館長に就任。閉館の話が浮上した過去最低の約12万人から約47万人に年間入館数を回復させた。
人間環境大学客員教授、専門学校ルネサンス・ペット・アカデミー講師。「愛知メダカ愛好会」会員でもある。
著書『竹島水族館の本』(共著・風媒社)、『かわいい海の生き物』(監修・エヌディーエヌコーポレーション)、『へんなおさかな竹島水族館の魚歴書』(あさ出版)。
ジンベエザメより深海魚よりマグロよりメダカが好き。

ISBN:9784833115599
出版社:風媒社
判型:4-6
ページ数:170ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2020年07月
発売日:2020年07月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PSV