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世界に生きる子どもたち

男の子でもできること

みんなの未来とねがい

文:国際NGOプラン・インターナショナル
訳:金原 瑞人
解説:上野 千鶴子

紙版

内容紹介

男の子も女の子も、人間はみんな同じ権利を持っています。けれども世界には、家族や兄弟を支えるために、学校に行かせてもらえず、家事や労働をさせられたりする女の子がいます。みんなが自分の意見を自由に言えて、やりたいことができる世界にするにはどうしたらいいのでしょう。誰もが幸せに生きるために、大切な問いを投げかける写真絵本。
『すごいね!みんなの通学路』『私はどこで生きていけばいいの?』に続く、<世界に生きる子どもたち>シリーズ第3弾!

男の子たちへ 自由にのびのびと生きられる世界のために、キミができること
◆解説 上野千鶴子(東京大学名誉教授)

著者略歴

文:国際NGOプラン・インターナショナル
〔文〕国際NGOプラン・インターナショナル  
子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界70 カ国以上で活動する国際NGO です。創立は1937 年。長年にわたり、子どもや若者、地域の人々とともに地域開発を進めてきました。すべての子どもたちの権利が守られるよう、とりわけ女の子や女性への支援に力を入れています。市民社会、政府機関や国際機関と連携しながら、世界を持続的に、前向きに変えていきます。
訳:金原 瑞人
〔訳〕 金原瑞人(かねはら・みずひと)
1954 年岡山市生まれ。法政大学教授、翻訳家。訳書は児童書、ヤングアダルト小説、一般書、ノンフィクションなど550 点以上。訳書に『不思議を売る男』『青空のむこう』『ガール・イン・レッド』『さよならを待つふたりのために』『国のない男』『月と六ペンス』『リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険』『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924 年』『ふたりの約束アウシュヴィッツの3 つの金貨』、共訳書に『ネルソン・マンデラ その世界と魂の記録』、エッセイ集に『サリンジャーにマティーニを教わった』、日本の古典の翻案に『雨月物語』『仮名手本忠臣蔵』、監修書に『13 歳からの絵本ガイド』など多数。
解説:上野 千鶴子
〔解説〕 上野千鶴子(うえの・ちづこ)
1948年富山県生まれ。社会学者・東京大学名誉教授・認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN) 理事長。日本における女性学、ジェンダー研究のパイオニアであり、指導的な理論家のひとり。高齢者の介護とケアも研究テーマとしている。1994年、『近代家族の成立と終焉』でサントリー学芸賞、2011年度朝日賞受賞。2019年、フィンランド共和国からHän Honours受賞(長年の男女平等への貢献に対する感謝状)。著書多数。

ISBN:9784867060094
出版社:西村書店
判型:B4
ページ数:26ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2020年07月
発売日:2020年07月04日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JHB