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歌がにがてな人魚

著:ルイス・スロボドキン
訳:小宮 由

紙版

内容紹介

人魚と言ったら髪が金色で、甘くすんだ声で歌をうたうと思うでしょう? 勿論そうなのですが、中に一人だけ髪が赤くて、歌が苦手な人魚がいました。あまりにひどい歌声なので、いつもは皆と一緒に歌うことができません。ところが、ある日、大事件がおきそうになったのです。そして、歌のにがてな人魚のそのひどい歌声が、みんなを助けることになりました。苦手なことも素敵なことに変わります。

著者略歴

著:ルイス・スロボドキン
ルイス・スロボドキン ニューヨークに生まれ。エスティスの「モファットきょうだい」シリーズに挿絵を描いたのをきっかけに、子どもの本を手がけるようになる。『たくさんのおつきさま』(徳間書店)でコルデコット賞を受賞。作品に『てぶくろがいっぱい』(偕成社)、『さかさ町』(岩波書店)、『おうさまのくつ』『カルペパー一家のおはなし』『ふたごのカウボーイ』『ヤナギ通りのおばけやしき』(いずれも小舎刊)など多数。
訳:小宮 由
小宮由 東京都生まれ。翻訳家。東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父は、トルストイ文学の翻訳家 北御門二郎。主な訳書に『さかさ町』「テディ・ロビンソン」シリーズ(以上、岩波書店刊)、『ちいさなメリーゴーランド』『おうさまのくつ』『ふたごのカウボーイ』『ねむれないおうさま』『あおいジャッカル』(以上、小舎刊)など多数。

ISBN:9784907613327
出版社:瑞雲舎
判型:菊判
ページ数:56ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2020年07月
発売日:2020年07月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB