出版社を探す

親をボケさせないために、今できる方法

著:藤田 絋一郎

紙版

内容紹介

「はじめに」より抜粋
重大な事実があります。認知症は予防ができる病気だということです。認知症の予防は、食事と生活の中にあります。できることならば、本人が予防をしてくれたらいちばんよいのです。ですが、取り組んでいるけれども十分でない人も大勢います。そうしたときほど、子どもの助けがおおいに役立ちます。子どもが認知症という病気を理解して、一緒に予防を働きかけてくれたら、親にとってこれほど心強いことはないでしょう。

目次
第1章 親が70歳を過ぎたら「朝食」は抜いてもらう
・空腹時間を長くすると、脳細胞が若返る
・朝食の代わりに「MCTオイル」入りのコーヒーを飲ませて
・10年後には5人に1人は認知症
・親がボケやすいかは、若いころの体型でわかる
・認知症を防ぐ、朝と夜に飲む一杯の水
                ………etc.
第2章 白い色の主食はやめてもらう
・認知症とは、脳の“糖尿病”である
・「3時のおやつ」に、あまいお菓子を食べさせてはいけない
・若いころのままの食生活を続ければ、“脳のゴミ”は増えていく
・「糖質制限」をしてもらうと、親がどんどん穏やかになる
・寿命80歳と100歳の人は、何が違うのか?
                    ………etc.
                    
第3章 「辛いもの」「苦みのあるもの」を食べてもらう
・地中海料理を食べている人に、認知症が少ない理由
・ボケてもらわないために、薬味をいっぱい使う
・脳の血管に効く、ゆでないブロッコリー
・「米ぬかパウダー」にはボケを抑える力がある
・ボケ防止にとても効く、コーヒーと緑茶
                   ………etc.

第4章 親の「マイ乳酸菌」を知る
・親の便秘は認知症へのサイン
・「腸年齢」が若い親ほど、ボケにくい
・一人暮らしの親には、定期的に「酢キャベツ」を送ってあげる
・ボケにも長寿にもいい、味噌汁のすごい力
・もし親が意固地になってきたら、悪玉菌が増えています
     ………etc.

著者略歴

著:藤田 絋一郎
1939年に旧満州に生まれる。東京医科歯科大学卒業。東京大学医学系大学院修了、医学博士。テキサス大学留学後、金沢医科大学教授、長崎大学教授、東京医科歯科大学教授を経て,東京医科歯科大学名誉教授。専門は寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。1983年、寄生虫体内のアレルゲン発見で、日本寄生虫学会 小泉賞を受賞。2000年、ヒトATLウイルス伝染経路などの研究で日本文化振興会・社会文化功労賞、国際文化栄誉賞を受賞。著書に『笑うカイチュウ』(講談社)、『腸内革命』(海竜社)、『腸をダメにする習慣、鍛える習慣』(ワニブックス)、『デブ菌撃退!つくりおきレシピ』『元気ままで長生きしたければ「腸にいいこと」だけをやりなさい!』『私が糖質制限でリバウンドも挫折もしない理由』(以上 扶桑社)などがある。

ISBN:9784594085414
出版社:扶桑社
判型:4-6
ページ数:200ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2020年06月
発売日:2020年06月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MJ