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ヤクシマザルを追って

ゴリラ学者と歩く南限のニホンザル観察図鑑

著:山極 寿一
絵:ふしはら のじこ

紙版

内容紹介

◎「朝日小学生新聞」2020.8.4
《自分も自然の一部なんだよ》《絵本ではヤクシマザルの生態や観察ポイントが解説されています…出版する背景には「子どもたちに、自然から学んでほしい」という思いがあります》

◎横山由紀子さん評(「産経新聞」2020.8.2)
《長年にわたって現地で生態調査を行ってきたゴリラ研究の第一人者で京都大学総長の山極寿一さんが、優しいタッチの絵とともに紹介》

◎「西日本新聞」2020.7.25
《1994年、拡幅計画で揺れていた、サルたちの観察ポイント・西部林道のフィールドガイドとして自費出版した本をカラー化して再刊》

ニホンザルにはふたつの亜種があり、屋久島のサルをヤクシマザル、 それ以外のサルをホンドザルといいます。
ヤクシマザルとホンドザルはどこが違うのでしょう。
——本書より

サルの目を通して、森の自然を見てみよう!  世界的なゴリラ学者で京都大学総長の山極寿一の原点は、屋久島にありました。本州のニホンザルとはちょっと違う、ヤクシマザルの暮らしを美しい絵とともに表現した、フィールドガイド風の科学絵本です。(発行=野草社)

目次

まえがき
西部林道のヤクシマザル
サルを観察するときの注意
ヤクシマザルの食物
フン洗いをしましょう
ニホンザルの特徴
観察ノート
あとがき
屋久島の地図
インフォメーション

著者略歴

著:山極 寿一
1952 年東京生まれ。霊長類学者・人類学者。京都大学総長。著書に『ゴリラに学ぶ男らしさ』(ちくま文庫)、『ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」』(毎日新聞出版)、『「サル化」する人間社会』(集英社インターナショナル)、『家族進化論』(東京大学出版会)、『暴力はどこからきたか』(NHK ブックス)、『サルと歩いた屋久島』(山と溪谷社)ほか多数。絵本の共著に『ゴリラが胸をたたくわけ』(福音館書店)、『おはようちびっこゴリラ』(新日本出版社)など。
絵:ふしはら のじこ
京都生まれ。絵本の著書に『ふたごのゴリラ』『コーヒーを飲んで学校を建てよう』『ジンガくんいちばへいく』(以上、福音館書店)、共著に『京のわらべうた いっしょにうたいまひょ』(かもがわ出版)など。

ISBN:9784787720825
出版社:新泉社
判型:A5
ページ数:52ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2020年06月
発売日:2020年06月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNN
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:PSVM