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祥伝社文庫

古都千年の殺人

著:西村 京太郎

紙版

内容紹介

市長に届いた景観改善要求の脅迫状――
京人形に仕込まれた牙!?
十津川警部、無差別爆破予告犯を追え!

美しい顔、美しい黒髪、そして、美しい西陣織の着物。そして、静かな舞い姿――京人形に仕込まれた爆弾による殺人が、東京と京都で連続した。さらに犯人は、来日中のカナダ副首相夫人を誘拐し、古都の景観改善を要求して、名所旧跡の無差別爆破を予告する脅迫状を京都市長に送ってきた。やがて捜査線に浮上した人形師京屋一太郎に、苦悩する十津川警部が打った大胆な一手は?

著者略歴

著:西村 京太郎
1930年、東京生まれ。数々の職業を経て、創作活動に。63年「歪んだ朝」でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞など各賞を受賞。本書をはじめ、国民的名探偵十津川警部の活躍を描くシリーズでは、第4回吉川英治文庫賞を受賞した、日本を代表する推理作家である。

ISBN:9784396346362
出版社:祥伝社
判型:文庫
ページ数:246ページ
定価:640円(本体)
発行年月日:2020年06月
発売日:2020年06月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ