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縄紋

著:真梨 幸子

紙版

内容紹介

「人間の面白いところは、たとえ明日、世界か滅亡すると知っても、怒りとか、嫉妬とか、そういう自分の小さなことを優先するということです 真梨幸子」

縄紋時代、女は神であり、男たちは種馬、奴隷でした。

フリーの校正者・興梠に届いた自費出版の原稿。それは “ 縄「紋」時代 ” に関する記述から始まる不可思議なものだった。読み進めていくうち、貝塚で発見された人骨など、現在にも繋がる点が幾つも現れて.....。この著者の正体は誰なのか、「縄紋黙示録」に隠されているメッセージとは。やがて興梠たちの身辺でも異変が起こり始めーー。多くの文豪たちが暮らし、今も有名学区が犇めく東京・文京区を舞台に、過去と現代、そして未来が絡み合う驚天動地の大長編。これは小説か預言なのか。

世界まるごと大どんでん返し!

著者略歴

著:真梨 幸子
1964年宮崎県生まれ。2005年『孤虫症』で第32回メフィスト賞を受賞しデビュー。2011年に文庫化された『殺人鬼フジコの衝動』が累計60万部を超えるベストセラーに。他に『女ともだち』『みんな邪魔』『あの女』『6月30日の同窓会』『三匹の子豚』『ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで』など多数。

ISBN:9784344036154
出版社:幻冬舎
判型:4-6
ページ数:444ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2020年06月
発売日:2020年06月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ