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食っちゃ寝て書いて

著:小野寺 史宜

紙版

内容紹介

先の見えない時代に自分を信じて歩む、
売れない作家と若手編集者、再生の物語。

「食う」「寝る」と、もうひとつ大切なこと。
作家の横尾成吾はここ数年、鳴かず飛ばずの状態が続いていた。50を前にそろそろ出版社から声がかからなくなるのでは、との不安を感じていた矢先、担当編集者からボツを食らわされ、不安に拍車がかかる。書くことを何よりも優先し、ずっと一人で生きてきた横尾。友人・弓子の思わぬ告白もあり、今後の自分の身の振り方を考えはじめる。一方、横尾の新しい担当になった井草菜種は、これまでヒット作を出したことがなく、もう後はないと気は焦るばかり。菜種は、自身同様長く停滞中の横尾と本気で向き合いはじめる――。〈2019年本屋大賞第2位〉の著者最新長編!

著者略歴

著:小野寺 史宜
1968年、千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」で第86回オール讀物新人賞を受賞。2008年、第3回ポプラ社小説大賞優秀賞受賞作の『ROCKER』で単行本デビュー。他の著書に『みつばの郵便屋さん』シリーズ、『太郎とさくら』『本日も教官なり』『それ自体が奇跡』『ひと』『夜の側に立つ』がある。

ISBN:9784041092057
出版社:KADOKAWA
判型:4-6
ページ数:296ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2020年05月
発売日:2020年05月29日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ