お茶盌は楽 楽茶盌を造る・楽しむ
著:金井 紫晴
紙版
内容紹介
桃山時代の京都に生まれ、茶道と共に脈々と継承されてき楽茶盌。楽に魅せられ茶盌一筋に造形を究めてきた陶芸家である著者が、築窯50年の活動で培われた楽茶盌の様々な技法や、作品の見方・楽しみ方をあますところなく伝えます。陶芸への眼差しと茶道への眼差しが生かし生かされた好著。
目次
序文(裏千家十五代・前家元 千玄室)
はじめに
I 私と楽
Ⅱ 楽の世界 楽の歴史/中国陶磁史考—釉薬と焼成の起源
Ⅲ 楽を楽しむ 茶会にて/茶盌の見方
Ⅳ 前準備 実作の前に
工房と窯/茶盌の各所—どんな茶盌を造るのか/良い茶盌とは/さまざまな楽焼/秞薬/楽の焼成
Ⅳ 実 作
茶盌造りの流れ/道具(①成形道具 ②計量器 ③焼成道具)/土(①陶料店で購入する ②土を採取する ③土を調合する ほか)/成形(第1段階―土練り・立ち上げ 第2段階―外側を成形 第3段階―内側削り)/焼成(第4段階―素焼き・釉薬 第5段階―本焼成)
付属品の処理
楽茶盌を使う
陶料店紹介
有名楽茶盌〈寸法・重さ〉一覧
参考文献
ISBN:9784898064962
。出版社:里文出版
。判型:B5変
。ページ数:140ページ
。定価:3800円(本体)
。発行年月日:2020年06月
。発売日:2020年06月08日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WFN。