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海洋ガバナンス

海洋基本法制定 海のグローバルガバナンスへ

著:寺島 紘士

紙版

内容紹介

20世紀後半、科学技術の発達は海域における人間の活動能力を急速に高め、世界各国は海域における生物・非生物資源の開発利用に対して権利主張を強めた。
同時に、プラスティックごみなどの海洋汚染や海洋温暖化の問題が発生し、その対応に追われるようになった。
世界は、その諸問題に取り組み、新たな海洋のガバナンスを模索していく。

本書はそれらの国際会議や政策立案に参加し続けてきた著者の体験した現場の貴重な記録をまとめたものである。

著者略歴

著:寺島 紘士
1941年生。海洋問題を総合的に論ずる国際会議での我が国のプレゼンスのなさ、時流に後れた縦割り機能別の取り組みを憂慮し、日本および世界・アジア地域で海洋政策に関する研究・活動に積極的に取り組んでいる。日本海洋政策学会副会長、日本海事科学振興財団評議員会議長、神戸大学経営協議会委員、日本水路協会評議員。運輸大臣官房審議官、世界海事大学理事、横浜市立大学客員教授、日本財団常務理事、シップ・アンド・オーシャン財団海洋政策研究所長、海洋政策研究財団常務理事、笹川平和財団常務理事・海洋政策研究所長などを歴任して現職。
共著書に『海洋問題入門』(丸善)、『沿岸域総合管理入門』(東海大学出版)など。

ISBN:9784908443510
出版社:西日本出版社
判型:A5
ページ数:276ページ
価格:2600円(本体)
発行年月日:2020年04月
発売日:2020年05月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LB