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愛される街

著:三浦 展

紙版

内容紹介

近年の「まちづくり」には、住宅や商業地の範疇を超えたパブリックスペース・住み開きなど、多様な個人が集い交流のできる場所・活動が求められている。女性の活躍、子育て、シェア、介護等の観点から「愛される街」を考え、西荻窪・浦和・祐天寺などの事例とともに紹介。図版多数掲載。

目次

第一部 愛される街
1章 愛される街を考える
2章 官能から考える街(島原万丈・対談)
3章 銀座の未来
4章 渋谷 ここしかないという場所と「ヒト消費」
5章 上海でも横丁が人気だった
6章 アムステルダム郊外にできた千葉みたいな住宅地
7章 ヤバいビルの魅力(馬場正尊・対談)
8章 堤さん、本当に赤トンボが飛んでいますよ

第二部 街を動かす女性
9章 女性から見た都心集中  
10章 不動産業の発想の大転換が必要
11章 子育てが自分の街をつくる
12章 働く母親が街を元気にする

第三部 シェアとケアの場所
13章 共異体、再・生活化、パブリック
14章 現代は「焼け跡の時代」、リノベーションはバラック、物は借りたり、もらったり、拾ったり
15章 郊外にクリエイティブなコミュニティをつくる
16章 シェア社会と交通
17章 高齢社会と地域社会
18章 介護現場は「人間の居る場所」たりうるか?

著者略歴

著:三浦 展
カルチャースタディーズ研究所主宰。消費社会、家族、若者、階層、都市などの研究を踏まえて時代を予測し、社会デザインを提案している。著書に『下流社会』『第四の消費』『ファスト風土化する日本』『これからの日本のためにシェアの話をしよう』『東京は郊外から消えていく!』『人間の居る場所』『昼は散歩、夜は読書。』『首都圏大予測』他多数。

ISBN:9784880594194
出版社:而立書房
判型:4-6
ページ数:320ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2020年05月
発売日:2020年05月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB