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講談社文庫

笑う女 大江戸閻魔帳 四

著:藤井 邦夫

紙版

内容紹介

霧雨に濡れて逃げた女は、なぜ笑ったのか?

「優しい女」が犯した亭主殺しの真相。戯作者麟太郎、涙の探索。

霧雨舞う中、傘も差さずに駆け出してきた年増女に行き合った、戯作者の青山麟太郎。
馴染みの下っ引・亀吉によれば、女は通旅籠町の裏長屋で亭主を殺し、姿を消したおきぬだという。
評判の良い仲居だったおきぬには、しかし人知れぬ別の顔があった。
哀しき運命に弄ばれた女を、麟太郎が追う!<文庫書下ろし>

著者略歴

著:藤井 邦夫
1946年、北海道旭川生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」「水戸黄門」などの脚本家、監督を経て、2002年に作家デビュー。以降、多くの時代小説を手がける。「新・秋山久蔵御用控」「新・知らぬが半兵衛手控帖」「御刀番 左京之介」「江戸の御庭番」などのシリーズがある。

ISBN:9784065196632
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:320ページ
定価:700円(本体)
発行年月日:2020年05月
発売日:2020年05月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ