自宅で最期を迎えたい
在宅医療の現場から
著:栗岡 宏彰
紙版
内容紹介
病院に、もはや看取れるベッドがない!
2025年には団塊の世代が後期高齢者に達し、世界に類を見ない「老人大国」になる。
病院には団塊の世代を看取れるだけのベッド数も体制もないのだ。
2040年には病院のベッド数が足りなくなり、41万人が「死に場所難民」になるとの試算がある。
そうした問題の打開策として、国は「住み慣れた地域で最期まで」をスローガンに掲げ、
「在宅医療」と介護の充実を図っている。
在宅看取りは「未来のスタンダード」となる。
「死」に最も近い場所で医療に取り組む医師栗岡宏彰が、
「どう死ぬか」を一人ひとりに問いかける。
目次
第1章 自宅で最期を迎えるためにやるべき準備とは
第2章 人生100年時代、日本の介護はどうなるのか
第3章 知っていてほしい「在宅医療」の基本
第4章 在宅医療を支援するスタッフの役割と連携の仕組み
第5章 自宅で最期を看取れる医者を増やしたい
第6章 私の在宅医療奮闘記
第7章 理想の在宅医療環境を目指して