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怪と幽 Vol.004 2020年5月

他著:京極 夏彦
他著:小野 不由美
他著:有栖川 有栖

紙版

内容紹介

「怪と幽」4号では、時代を超えて読み継がれる名作から一部の世代に多大な影響を与えた奇書まで――子どもたち、そしてかつて子どもだったすべての人々に贈るこわ~い本を特集。子どもたちが初めて出会う「おばけ」を作り上げた、せなけいこ氏のおばけ哲学から、今年で30周年を迎える「学校の怪談」シリーズの常光徹氏へインタビュー、初めて絵本を手掛けた佐野史郎氏と有栖川有栖氏の対談、総勢18名の作家らが選んだ「私のトラウマ本」など、盛りだくさんでお送りします。特別企画として、国際日本文化研究センターの所長を退任された小松和彦氏へのロングインタビューを掲載。強力連載陣も健在です!

目次

●特集
こわ~い本 ぼくらはお化けと育った
【グラビア】「せなけいこ流おばけの作り方」
【インタビュー】常光徹 「『学校の怪談』と子どもたちの三十年を振り返る」
【対談】佐野史郎×有栖川有栖  「子どもたちに恐怖を」
【アンケート】「私のトラウマ本」 押切蓮介、乙一、加門七海、貴志祐介、小松和彦、近藤史恵、佐藤健寿、真藤順丈、高橋葉介、多田克己、恒川光太郎、東雅夫、平山夢明、松村進吉、宮部みゆき、村上健司、夢枕獏、綿矢りさ
【寄稿】黒坂真由子 「せなけいこのおばけ哲学」 
【レポート】「令和の子供たちに訊く! こわ~い本」
【寄稿】黒史郎  「少年少女雑誌はオカルト記事の宝庫」
【競作】澤村伊智 「赤い学生服の女子」 、芦沢央 「冬に真実は伝えない」

●特別企画
国際日本文化センター所長御退任記念ロングインタビュー
小松和彦の軌跡

●小説 京極夏彦/小野不由美/近藤史恵/山白朝子/恒川光太郎/真藤順丈
●漫画 諸星大二郎/高橋葉介/押切蓮介/波津彬子
●論考・エッセイ 荒俣宏/東雅夫/加門七海/多田克己、村上健司
●グラビア 七原しえ/芳賀日出男/佐藤健寿/怪食巡礼
●怪談実話 朱雀門出/丸山ゴンザレス/田辺青蛙

●お化け友の会ひろば
インタビュー 荒俣宏「妖怪伏魔殿」
インタビュー 南條竹則『ゴーストリィ・フォークロア』
インタビュー 清野とおる『東京怪奇酒』
寄稿 三輪チサ「枚方怪談サークル」 
寄稿 方南町お化け屋敷「オバケン」 
寄稿 香川雅信「 驚異と怪異 ―モンスターたちは告げる―」
寄稿 東洋大学「妖怪 meets SPORTS」 
レポート ドラえもん50周年展「ゾ~ッとするこわい話」
etc

ISBN:9784041091159
出版社:KADOKAWA
判型:A5
ページ数:428ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2020年04月
発売日:2020年04月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ