発達協会式 ソーシャルスキルがたのしく身につくカード 3
発達協会式 ソーシャルスキルがたのしく身につくカード 3 なんのなかま?
監:発達協会
他著:一松 麻実子
他著:藤野 泰彦
内容紹介
「りんご」を表現する際、「ぼくが きのう 食べたもの」と言ういい方がないわけではありませんが、自分の体験をもとに表現しても、相手には正しく伝わりません。
りんごを<あまくて 赤い くだもの>と表現できるようになるには、りんごを概念的に理解するプロセスが不可欠なのです。概念的理解には、上位のカテゴリー、下位のカテゴリーに属する言葉(ネットワーク語彙*)を獲得することが必要です。
ことばのネットワークを広げることで、ことばで表現したり、説明したりするコミュニケーション能力が身についていきます。
■ものの選択とカテゴリーについて
①対象年齢である5~6歳の子どもが一般的に獲得しており、生活の中で知っていると便利なものを中心に、230語選択しました。
②「ものの概念的な理解、表出を促す」ために3つのカテゴリーで分類しています。この絵カードの用途にしたがって、身近なものでも、この年齢の語彙力では説明がむずかしい単語は省略しています。
目次
【1】カードゲームでものの名前をおぼえよう
Step1 名前わかるかなゲーム
Step2 絵の名前いえるかなゲーム
【2】「ネットワーク語彙」を身につけよう
Step1 なかまあつめゲーム
Step2 わかるかなゲーム
Step3 いえるかなゲーム
Step4 おなじ・ちがうゲーム
【3】文の理解と説明の力を育てよう
Step1 2つヒントのなぞなぞゲーム
Step2 2ヒントのなぞなぞをつくる
【4】この絵カードを使ってできる各種のゲーム
■ステレオゲーム
■文字数を当てようゲーム
■好きな順に並べようゲーム
■相手が好きな順を当てようゲーム
◎教材を使うときのポイント
■カードのリスト一覧(230枚)
ISBN:9784772614184
。出版社:合同出版
。ページ数:230ページ
。定価:4000円(本体)
。発行年月日:2020年07月
。発売日:2020年07月30日。