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絵の内と外 谷川俊太郎の世界を描く

著:谷川 俊太郎
編:後藤 眞理子

紙版

内容紹介

銀座・ギャラリーゴトウで2016年より開催されてきた「谷川俊太郎の世界を描く」展。谷川俊太郎の詩と、詩をテーマに描かれた絵画とのコラボレーションは、まさに谷川俊太郎のことばを視覚化し、絵画の魅力を言語化する幸せな出会いを生みだしてきました。そのエッセンスをまとめた1冊。
谷川俊太郎の未発表詩「絵の内と外」収録。

── 活字だけ見ていると、言葉には意味しかないようにも思えますが、少なくとも詩の言葉には、意味だけではない映像や音や調べが秘められています。それらが化合してポエジーが現れるのだとしたら、詩と絵とは補い合うべく存在しているのだとも言えると思います。  
谷川俊太郎(「あとがき──詩と絵のあいだから」より)

著者略歴

著:谷川 俊太郎
谷川 俊太郎(たにかわ・しゅんたろう)
1931年東京生まれ。詩人。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。1975年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、 1982年『日々の地図』で第34回読売文学賞、 1993年『世間知ラズ』で第1回萩原朔太郎賞、 2010年『トロムソコラージュ』で第1回鮎川信夫賞、2019年国際交流基金賞など、受賞・著書多数。

編:後藤 眞理子
後藤眞理子(ごとう・まりこ)
横浜生まれ。国立音楽大学卒。東京の公立小学校音楽教諭を経て1998年版画家・野田哲也氏の新作展で銀座にギャラリーゴトウを開廊。現代作家の油彩画、版画、日本画など様々なジャンルの展覧会を開催し、現在に至る。

ISBN:9784065191170
出版社:講談社
判型:B5
ページ数:64ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2020年04月
発売日:2020年04月23日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WFA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1D