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子どもが自ら考え、動き出す 学ぶ環境のつくり方

著:深谷 圭助

紙版

内容紹介

近い将来、AIが得意とするデータを扱う仕事や、データに基づいて行える単純作業は、人間にとって代わるといわれています。また、AIの発展によって生まれる、「新たな仕事」もあるとされています。
そんな社会で活躍する「AIでは代替できない、新たな仕組みを創造できる人材」へと、わが子が成長するためには、「自分らしい人生を、どう生きていくかを自ら考え、自ら道を切り開いていくために、努力をしていける子ども」を育てる家庭での環境づくりがとても重要になります。

本書ではそんな未来に輝く子どもを育てるために、「自分プロデュース」「メンター」「スキャホールディング」「学習方略」「濃密な家族の時間」など5つの新しい子育てのキーワードを中心に、家庭環境のつくり方、子どもとのふれあい方などを詳しく解説しています。
一生自分の力で学び続け、生きていく子どもに育てる、一家に一冊、新しい子育ての教科書です。

目次

第1章
「自分プロデュースできる子」を育てることが
急務の時代がやってきた

第2章
家庭でのサポートがあれば
どんな子も「自分プロデュースできる子」になれる

第3章
「メンター」と出会わせ
子ども自身の力で「自分プロデュースできる子」へと成長させる

第4章
わが子にマッチした「学習方略」を見つけ
「一生学び続けられる子」の土台を作ろう

第5章
濃密な「家族の時間」を楽しく過ごして
「生きる力」や「折れない心」を育てよう

著者略歴

著:深谷 圭助
1965年生まれ。愛知教育大学卒業、名古屋大学大学院博士後期課程修了。名古屋大学より 博士(教育学)を授与。2005年に立命館小学校設置準備室副室長となり、08年より同校校 長。現在は中部大学教授、中部大学現代教育学研究所所長、NPO 法人こども・ことば研究 所所長、元ロンドン大学東洋アフリカ研究学院客員研究員。公立小学校教諭時代に、言葉 の力と学ぶ力、学ぶ意欲を小学校低学年から圧倒的に伸ばす「辞書引き学習法」を考案。 「辞書引き学習法」の指導を受けた子どもたちの多くが成績を伸ばし、その後、難関大学 へ進学したことから、画期的な学習法として話題となり、新聞、テレビ、ラジオなどマス コミからも取材が殺到する。著書に『深谷式学年別必修基本語7700 「ことばプリント」』 (小学館)などがあり、著書・監修等でこれまで携わった書籍は150 冊を超える。

ISBN:9784262155418
出版社:池田書店(新宿区)
判型:4-6
ページ数:192ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2020年04月
発売日:2020年04月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN