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女性ホルモンは賢い

感情・行動・愛・選択を導く「隠れた知性」

著:マーティー・ヘイゼルトン
訳:西田 美緒子

紙版

内容紹介

◎パートナー選びから、かわいさの基準まで、
女性はホルモンの「隠れた知性」によって導かれる◎

・将来のパートナーをどう探し、選んでいる?
・男性の好みがときどき変わるのは?
・「体内警報装置」が鳴るとき
・妊娠するとなぜ脳の配線が変わる?
・父親より母親と話したくなることがあるわけ
・歳を重ねるとなぜ「かわいさ」の基準がゆるくなる?

自分でも気づかないうちに感情・行動が変わるのは、
「隠れた知性(=女性ホルモン)」に導かれているため。

女性ホルモン研究の第一人者が、
進化によって育まれた
女性の複雑な感情・行動の秘密を解き明かします。

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::著者:: マーティー・ヘイゼルトン
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の心理学教授。
女性ホルモンと感情・行動・社会的つながり、
排卵周期と女性のセクシュアリティに関わる研究の世界的リーダー。

::訳者:: 西田美緒子
翻訳家。訳書は、キャスリン・マコーリフ『心を操る寄生生物』、
アビゲイル・タッカー『猫はこうして地球を征服した』ほか多数。

目次

▼はじめに: 女性を導くホルモン

▼第1章: ホルモンをめぐる騒動
女性みずから壁をつくる・・動物と人間のあいだ、女性と男性のあいだ・・
なぜ「女性用バイアグラ」がないのか

▼第2章: 発情期って何?
動物の発情期・・人間の発情期・・ホルモン周期と性行動のパターン・・
好みのうるさい女性、違いのわからない男性・・左右対称で、よい匂いがして、セクシー

▼第3章: 二八日間、月を一周
二八日間に繰り広げられる女性の戦略的行動・・魅力も競争心も高まる・・
免疫を抑え、病気を防ぐ・・月経前の戦略としてのPMS

▼第4章: 進化した欲求ーーセクシー、安定性、どちらを選ぶ?
悪いヤツ(支配的なオス)とよい遺伝子・・延長された性衝動・・
一夜限りの関係か、金婚式か・・生き残るための交換条件

▼第5章: パートナーを探すーー競争とリスク
鏡よ鏡:女性は自分と競い合う・・一回戦:着飾って印象づける・・
二回戦:いい子が意地悪に変身する・・三回戦:女性はケチ? それとも戦略的?・・
女性がよくよく考えるとき・・体内警報装置

▼第6章: 隠された排卵(でも、匂いの合図あり)
ホルモンと体臭の変化・・男性は匂いで排卵に気づく・・
キスが伝えるホルモンの情報・・恋人には遺伝子が似ていないタイプを・・
なぜ排卵は隠されたのか

▼第7章: 卵子経済ーー女性の人生を脳とホルモンから見る
思春期の代償・・母と娘の対立・・妊娠のコスト・・
出産を有利にする年齢と環境・・妊娠脳・・母グマ効果

▼第8章: ホルモンは賢い
ピルの影響・・避妊薬でパートナー選びはどう変わる?・・
母乳育児がベスト?・・レプチンの働きをおかしくする食べ物・・選ぶ力

著者略歴

著:マーティー・ヘイゼルトン
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の心理学教授。
女性ホルモンと感情・行動・社会的つながり、
排卵周期と女性のセクシュアリティに関わる研究の世界的リーダー。
訳:西田 美緒子
翻訳家。訳書は、キャスリン・マコーリフ『心を操る寄生生物』、
アビゲイル・タッカー『猫はこうして地球を征服した』ほか多数。

ISBN:9784772695688
出版社:インターシフト
判型:4-6
ページ数:320ページ
定価:2300円(本体)
発行年月日:2020年04月
発売日:2020年04月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD