日経ビジネス人文庫 G せ-3-5
戦う女性たちの世界史
著:関 眞興
内容紹介
敵将を泥酔させ討ち取った寡婦ユディト。
フランス王と離婚してイングランド王と再婚した「欧州の母」アリエノール。
「カノッサ事件」を通して神聖ローマ皇帝に復讐を果たしたトスカナ女伯マティルダ。
彼女たちはなぜ戦い、どうやって歴史を動かしたのか。
25人のエピソードを解説。
書き下ろし世界史シリーズ新刊。
フランス救国の英雄ジャンヌ・ダルク、
スペイン王国を成立させたイサベル女王など
教科書に登場する著名人だけでなく、
フランス王と離婚しイングランド王と再婚したことで
英仏百年戦争の遠因をつくったアリエノール・ド・アキテーヌ、
『ニーベルンゲンの歌』のモデルであり、
フランク王国再統一の基盤をつくったブルンヒルド、
「カノッサ事件」を通して神聖ローマ皇帝に復讐を果たしつつ
教会改革を支えたトスカナ女伯マティルダといった、
自身が戦うことで、あるいは、戦いに巻き込まれながらも独自の生き方を貫き、
世界史に影響を与えた人物を取り上げる。
□■□本書に登場する人物□■□
◆ヘレネ◆トロイ戦争の原因となった王女
◆ユディト◆ 奇策で町を守った『旧約聖書』の英雄
◆クレオパトラ◆ ローマへの抵抗と古代エジプトの終焉
◆ガッラ・プラキディア◆ ローマ帝国滅亡を見据えた皇女
◆テオドラとイレーネ◆ ヨーロッパを守った皇后、ヨーロッパを築いた女帝
◆ブルンヒルド◆ 暗殺合戦の果てに築いた中央集権
◆則天武后と楊貴妃◆ 唐帝国を揺るがしたふたりの寵姫
◆マティルダ・オブ・フランダース◆ ノルマン朝イングランド建設の立役者
◆トスカナ女伯マティルダ◆ 因縁と復讐とカノッサの屈辱
◆アリエノール・ド・アキテーヌ◆ ふたりの王と結婚したヨーロッパの祖母
◆ジャンヌ・ダルク◆ 救国の英雄は19歳
◆カトリック両王イサベル◆ 日の没することなき帝国へ導いた
◆クリスチナ女王◆ 領土を求めず王位にこだわらず
◆アン・ボニーとメアリ・リード◆ 海賊という新時代の生き方
◆マリア・テレジア◆ 戦乱と栄光をもたらした国母
◆ポンパドール夫人◆ ペチコート同盟を実現した公妃
◆エカチェリーナ2世◆ 帝国を拡大させた情愛と啓蒙思想
◆ストウ夫人◆ 南北戦争を引き起こした一冊の著作
◆ヴィクトリア女王◆ パックス・ブリタニカとともに生きた
◆ウジェニー◆ 敵も認めた外国生まれのフランス皇后
◆西太后◆ 皇帝専制制度をめぐる戦いの果て
◆キュリー夫人◆ 2度のノーベル賞と原子力時代の先駆け
目次
ヘレネ トロイ戦争の原因となった王女
ユディト 奇策で町を守った『旧約聖書』の英雄
クレオパトラ ローマへの抵抗と古代エジプトの終焉
ガッラ・プラキディア ローマ帝国滅亡を見据えた皇女
テオドラとイレーネ ヨーロッパを守った皇后、ヨーロッパを築いた女帝
ブルンヒルド 暗殺合戦の果てに築いた中央集権
則天武后と楊貴妃 唐帝国を揺るがしたふたりの寵姫
マティルダ・オブ・フランダース ノルマン朝イングランド建設の立役者
トスカナ女伯マティルダ 因縁と復讐とカノッサの屈辱
アリエノール・ド・アキテーヌ ふたりの王と結婚したヨーロッパの祖母
ジャンヌ・ダルク 救国の英雄は19歳
カトリック両王イサベル 日の没することなき帝国へ導いた
クリスチナ女王 領土を求めず王位にこだわらず
アン・ボニーとメアリ・リード 海賊という新時代の生き方
マリア・テレジア 戦乱と栄光をもたらした国母
ポンパドール夫人 ペチコート同盟を実現した公妃
エカチェリーナ2世 帝国を拡大させた情愛と啓蒙思想
ストウ夫人 南北戦争を引き起こした一冊の著作
ヴィクトリア女王 パックス・ブリタニカとともに生きた
ウジェニー 敵も認めた外国生まれのフランス皇后
西太后 皇帝専制制度をめぐる戦いの果て
キュリー夫人 2度のノーベル賞と原子力時代の先駆け