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角川文庫

正義の天秤

著:大門 剛明

紙版

内容紹介

名門・師団坂法律事務所。
しかし創設者を喪って以来、
事務所の経営は下降の一途。
創設者の娘で弁護士の芽依は、
助っ人として、元医師で弁護士の鷹野和也を海外から招聘する。
ほっとした矢先、鷹野は事務所を「診断」し、
無能な弁護士を「切除」すると宣言。
しかも死刑求刑不可避な裁判で、死刑を回避すると言い出し、
交差点に突っこんで死傷者を出した男の弁護に挑む。
新時代を切り拓く、絶対的に面白いリーガル・ミステリ。

(単行本『JUSTICE』改題)

目次

目次
第一話 ブレーメンの弁護士たち 5
第二話 カルネアデスの方舟 93
第三話 マアトの天秤 139
第四話 悪魔の代弁者 191
第五話 アメミットの牙 249
第六話 正義の迷宮 297

著者略歴

著:大門 剛明
1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。『雪冤』で第29回横溝正史ミステリ大賞、及びテレビ東京賞をW受賞。ほかの著作に、『罪火』『確信犯』『共同正犯』『獄の棘』など。

ISBN:9784041091975
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:352ページ
定価:700円(本体)
発行年月日:2020年03月
発売日:2020年03月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ