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講談社+α新書

危ない日本史

著:本郷 和人
著:NHK「偉人たちの健康診断」取材班

紙版

内容紹介

武田騎馬隊の実力は?
上杉謙信は戦国最強の武将だった?
なぜ12年も川中島で戦う必要があったのか
後継者指名に失敗した信玄と謙信
酒豪・上杉謙信の突然死と糖尿病

織田信長の苛烈な愛情表現と男色
信長はサイコパスだったのか
「岐阜」という名に秘められた野望
本能寺の変の動機を推理する
「是非に及ばず」の意味すること

拾った針を売り歩いた秀吉の幼少期
誰にでも平気でゴマをすった秀吉
「織田ブランド」のお姫様を次々妻に
なぜ淀君だけが妊娠できたのか

遺骨から復元された石田三成の顔
三成が異例の大出世をした秘訣
関ヶ原の裏切り者・小早川秀秋の酒癖
三成はなぜ家康が許せなかったのか

農民出身でも武士になれた
再発見された「天皇」
新選組の必殺技は「三対一」
「鬼の副長」土方歳三の最後

いいところのお坊ちゃんだった坂本龍馬
龍馬は左利きの刺客に斬られた?
浮かび上がった龍馬暗殺の黒幕
人の話を聞ける男だった

徳川慶喜カメラ、猟銃、自転車…の趣味三昧
豚が大好きな元将軍
敵前逃亡の理由
武士道精神には見向きもせず

目次

第1章「最後の戦国武将」の意地――上杉謙信と武田信玄

第2章 恐怖で人を支配する 信長の磁場――織田信長

第3章 豹変したハゲネズミ――豊臣秀吉

第4章 「豊臣最高の能吏」の人間力――石田三成

第5章 農民として生まれ武士として死んだ男――土方歳三

第6章 龍馬暗殺の真犯人と黒幕――坂本龍馬

第7章 「逃げる殿」の第二の人生――徳川慶喜


著者略歴

著:本郷 和人
1960年、東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。東京大学文学部、同大学院で石井進氏、五味文彦氏に師事し日本中世史を学ぶ。専門は中世政治史、古文書学。博士(文学)。史料編纂所では『大日本史料 第五編』の編纂を担当。2016年、『現代語訳 吾妻鏡』(全17冊、吉川弘文館)で第70回毎日出版文化賞(企画部門)を五味氏らと受賞。主著に『中世朝廷訴訟の研究』(東京大学出版会)、『新・中世王権論』(文春学藝ライブラリー)、『人物を読む 日本中世史 頼朝から信長へ』 (講談社選書メチエ)、近著に『権力の日本史』(文春新書)、『怪しい戦国史』(産経セレクト)、『空白の日本史』(扶桑社新書)、『日本史を変えた八人の将軍』 (祥伝社新書、共著)、『日本史でたどるニッポン』(ちくまプリマー新書)など多数。
著:NHK「偉人たちの健康診断」取材班
NHK BSプレミアムで、2017年から放送中の人気番組。
歴史上の人物たちの「健康へのこだわり」など、史実に残る事件のウラにあった偉人たちの病や苦しみに現代の医学目線で光を当てる。健やかに生きるヒントが満載の歴史+健康バラエティー。

ISBN:9784065194430
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:216ページ
定価:860円(本体)
発行年月日:2020年03月
発売日:2020年03月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ