新しい保育講座 4
保育内容総論
編:渡邉 英則
編:大豆生田 啓友
内容紹介
乳児から5歳児までの園生活のすべてを、子どもたちの具体的なエピソードを交えながら、わかりやすく紹介。2018年施行の新しい幼稚園教育要領等、また教職課程コアカリキュラムおよび保育士養成課程の教授内容にも対応したテキスト。
目次
はじめに
第1章 ワークで学ぶ保育内容はじめの一歩
1 園生活をイメージし,幼稚園・保育所・認定こども園を知ろう
2 子どもになって保育内容を理解しよう
3 実際の子どもの姿から学んでみよう
第2章 「幼稚園教育要領」等における保育内容の捉え方
1 保育内容の捉え直し
2 「幼稚園教育要領」等における保育内容の考え方
3 「保育所保育指針」における保育内容の考え方
4 子どもの側から保育内容を考えよう
第3章 子ども理解と評価の考え方
1 保育における子ども理解とは?
2 子ども理解にもとづく評価とは?
第4章 指導計画の作成の理解
1 指導計画の考え方
2 長期の指導計画と短期の指導計画との関係性
3 具体的な子どもの姿から指導計画を作成する手順と配慮点
4 指導計画の評価の考え方
第5章 遊びや生活を通して学ぶということ
1 「遊び」だけでは育たない?
2 「遊びのなかで学ぶ」とはどんなことだろう
3 遊びと生活との関係
4 改めて「学びとは何か」を考える
第6章 養護と教育が一体的に展開する保育
1 「養護」と「教育」という言葉
2 子どもの世界をのぞいてみよう
3 「養護」と「教育」の観点から保育を理解する
4 「養護」と「教育」の観点から保護者との連携を考える
第7章 子どもの主体性を尊重する保育
1 とても大切な主体性を尊重した保育
2 主体的な活動としての遊び
3 子どもの主体性が育まれる環境
第8章 環境を通して行う保育
1 環境とは何か
2 子どもの育ちを保障する環境
3 主体的な遊びを支える環境
4 保育はデザインするもの
5 「環境を通して行う保育」を考える
第9章 個と集団の育ちを支える保育
1 「個」を見る,「集団」を見る
2 子どもを見るまなざし
3 一人一人に応じた保育
4 子どもへのまなざし
5 「個」が育つ,関係が育つ
第10章 家庭や地域との連携をふまえた保育
1 子育て支援としての家庭との連携
2 子育て支援としての地域との連携
3 保育の質を高めるための家庭との連携
4 保育の質を高めるための地域との連携
5 家庭や地域と連携することの意味
第11章 小学校への接続をふまえた保育
1 小学校への接続をふまえた保育の重要性
2 幼保小連携の取り組み
3 連携から接続へ――学びと育ちの連続性
第12章 保育の多様な展開
1 長時間保育
2 特別な配慮を要する子どもの保育
3 多文化共生の保育
第13章 保育内容の歴史的変遷と社会的背景
1 幼稚園の始まりと保育内容
2 保育所保育施設の始まりと保育内容
3 戦後における保育内容の展開
4 「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」の刊行――「6領域」の時代
5 子どもを中心にした保育内容へ――「5領域」の始まり
6 社会的変化に応じた改訂(定)
7 現在の保育内容――「幼稚園教育要領」等の同時改訂(定)