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速読の教科書

著:角田 和将

紙版

内容紹介

【著者累計28万部超】
1日16冊 新聞一面1分も夢じゃない!
「活字嫌い」「読書がニガテ」でも最短・最速で身につく
速く読めて忘れない!本物の速読力

本物の速読理論×どこでもできるトレーニング×記憶定着×理解力アップ

≪「本物の速読」を学んだ受講生の声≫
「元々1冊を読むのに2時間くらいかかっていたのですが、
 今は30分くらいで読み進めることができています(40代女性)」

「国家資格の試験も速読を学んだおかげで、
 合格することができました!(40代女性)」

「速読を習ってからは、
 どんな本でもとりあえず読んでみようという気になりました(50代女性)」


目まぐるしく、世の中が変わり続ける中で、
話題になっている本、新聞の記事、インターネットの記事など、
インプットしなければいけない情報は増え続けています。

でも、私たちの時間は限られていますし、
仕事も忙しくなる一方……

そんな方こそ、「速読」を学んでみませんか?

「速読」という言葉を聞いたことがある方は多いかもしれませんが、
実際に、「速読ができる」という方は、そんなに多くはありません。
もしかしたら、「挫折した…」という方もいるかもしれません。

「速読」を習得できない理由は、
多くの方が「速読」を誤解しているから。

本物の速読は、
「パラパラとページをめくるだけで、すべて頭に入ってくる」
といったような魔法のような読書術ではありません。

正しい速読理論を知り、
ふだん当たり前にやっていることを、
トレーニングでさらに伸ばしていくだけで、
「本物の速読力」は誰でも身につけることができるのです。

実際に、著者のもとで学んだ方々の速読再現率は95%以上。
正しい理論とトレーニングをとおして、
あなたも一生モノの速読力を身につけませんか?

本書では、そんな「本物の速読力」を身につけるための
理論とトレーニング法、理解力アップ、記憶力アップのコツ、
さらには速読の応用テクニックまでを網羅した
「速読」を学ぶ方にとっての「教科書」。

これからの時代に欠かせない
インプット力・アウトプット力を高めていきましょう。

*本書は、2014年に刊行された『1日10分速読トレーニング』(日本能率協会マネジメントセンター)に、加筆・修正を加えてリニューアルしたものです。

目次

はじめに
 ・じつは私も速読の習得に二度挫折している
 ・速読の習得に挫折する原因
 ・速読は誰でも必ず身につけられる!

~第1部 ホンモノの速読を身につけよう! 理論編~
第1章 そもそも速読って何?
 ・速読は頭のいい特別の人のものじゃない
 ・「読む」と「速読」は何が違うのか?
 ・「なぞり読み」から「見て理解」へと変わるたったひとつの方法
 ・トレーニングは1日10分でいい
 ・速読上達の鉄則! 「完璧主義を排除せよ」
 (コラム) 私が「速読日本一」になるまで

第2章 「ホンモノの速読」を身につける4つのメリット
 ・メリット1 情報処理能力が高まる
 ・メリット2 「時間が足りない」から解放される
 ・メリット3 仕事の効率が上がる
 ・メリット4 本をたくさん読むことで人生が豊かになる
 (コラム)速読トレーニングの体験談

~第2部 トレーニングで速読力を高めよう! 実践編~
第3章 速読トレーニング① 目線移動
 ・3種類の速読トレーニングの目的と取り組む順番
 ・トレーニングの注意点 「読まない」「理解しない」見ることだけに集中する
 ・【基本のトレーニング1】2点読みトレーニング
 ・【基本のトレーニング2】眼筋トレーニング
 ・【いつでもトレーニング1】寝ながら視線運動トレーニング
 ・【いつでもトレーニング2】お風呂でできる簡単視線運動
 ・【いつでもトレーニング3】待ち時間視線トレーニング
 ・【いつでもトレーニング4】高速立ち読みトレーニング
 (コラム)読むのが遅すぎる」と悩む方へ

第4章 速読トレーニング② 認識幅拡大
 ・なぞり読みのスピードを上げるには限界がある
 ・「文字を塊で読む」とはどういうことか?
 ・英語にも応用できる「ブロック読み」
 ・見る幅を広げるとはどういうことか?
 ・電子書籍のほうが速読に向いている?
 ・【基本のトレーニング3】視野拡大トレーニング
 ・【いつでもトレーニング5】高速間違い探しトレーニング
 ・【いつでもトレーニング6】チラシ見比べトレーニング
 ・【いつでもトレーニング7】新聞1行読みトレーニング
 ・【いつでもトレーニング8】誤字脱字チェックトレーニング
 (コラム)呼吸法は速読トレーニングに必要か?

第5章 速読トレーニング③ 瞬間認識力
 ・読むスピードに合った認識力を身につけよう
 ・瞬間認識力の4つのレベル
 ・【基本のトレーニング4】高速ページめくり
 ・【いつでもトレーニング9】動画倍速再生トレーニング
 ・【いつでもトレーニング10】高速スクロールトレーニング
 ・【いつでもトレーニング11】メールチェックタイムトライアル
 ・【いつでもトレーニング12】フラッシュリーディング
 (コラム)速読をすれば頭が良くなる?

~第3部 さらなるレベルアップを目指そう! 応用編~
第6章 読書速度の限界を突破し、理解力を上げる イメージ脳活性法
 ・停滞期を乗り越えるコツとは?
 ・イメージ脳を活性化させるとはどういうことか?
 ・イメージ脳活性化のヒントは脳の「可塑性」と「汎化」
 ・速読トレーニングの「高速」と読書の「高速」の違い
 ・「速く読めない」と「理解できない」は別の問題
 ・「文章を理解する」とはどういう状態なのか?
 ・理解力を深めるための速読の活かし方
 (コラム)「速聴」と脳の活性化

第7章 速読力を記憶力アップに活かす
 ・速読で実現できる記憶とは?
 ・記憶定着のコツ1 反復学習
 ・記憶定着のコツ2 経験と関連づけるエピソード記憶
 ・記憶定着のコツ3 イメージで覚える
 (コラム)速読と遅読の使い分け

第8章 トレーニング不要でできる速読
 ・文章を読んでも理解できない人のふたつの傾向とは?
 ・トレーニング型速読とテクニック型速読の特徴
 ・テクニック型速読は大きく2種類に集約される
 ・【テクニック型速読1】スキャニング
 ・【テクニック型速読2】パラグラフリーディング
 ・鍛えた速読力の上にテクニックを載せる
 (コラム)目的を明確にしない読書の意味

第9章 速読トレーニングを続けるコツ
 ・続けるコツ1 完璧主義より完了主義で取り組む
 ・続けるコツ2 現実的な目標を立てる
 ・続けるコツ3 速読が楽しくなる「しくみ」をつくる
 ・続けるコツ4 日ごろの習慣に組み込む
 (コラム)速読に向いている人の特徴

第10章 よくある質問Q&A
 ・「速読ができるようにならない……。」
 ・「昔、速読を習ったことがあるけれど、うまくいかなかった……。」
 ・「はじめて学ぶ分野の本を速読するには?」

著者略歴

著:角田 和将
高校時代、国語の偏差値はどんなにがんばっても40台。
本を読むことが嫌いだったが、借金を返済するため投資の勉強を始め、
そこで500ページを超える課題図書を読まざるを得ない状況になり、速読を学び始める。
開始から8カ月後に日本速脳速読協会主催の2010年第6回速読甲子園で銀賞(準優勝)、
翌月に開催された特別優秀賞決定戦で速読甲子園優勝者を下して優秀賞(1位)を獲得。
日本一となり、その後独立。

2万人を超えるメルマガ購読者に対して、速読が持つ本当の力を最大限に活かし、
時間の質と量を変えることの大切さを伝えている。
セミナー講演では国内外を飛び回り、医師やパイロット、エンジニアなどの専門職から
大学教員など学術機関の研究職、経営者や会社員、主婦と、幅広い層の指導にあたり、
95%以上の高い再現性を実現している。
大企業から学習塾など、様々な分野での研修も実施しており、
ビジネスへの活用、合格率アップなどにつながる速読の指導は好評を博している。

ISBN:9784820727859
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2020年03月
発売日:2020年03月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DSRC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:VSL