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武器になる!世界の時事問題

背景がわかればニュースがわかる

著:池上 彰

紙版

内容紹介

世界のことだけど、自分ごとだ。

アメリカ大統領選挙、中国に端を発した新型コロナウィルス・・・。 
遠くの国で起きたできごとが自分の生活に直結する、混迷の時代。
大きく変わる世界情勢を読み解くためのバイブルが登場!

◆トランプは再選なるか? 
◆中国はどこへ向かうのか? 
◆EU、中東、朝鮮半島は? 
◆日米関係の今後と沖縄問題は? 

この1冊で一生モノの国際教養を身につけられる!
その鍵は「少し前の歴史を知っておくこと」。

関西学院大学の学生たちに向けて熱く語った、池上先生の名講義。
このわかりやすさは池上先生ならでは!
世界のあちこちで起きている時事問題がすっきりわかる、
今こそ真の国際教養を身につけたいあなたへ最適の1冊。

【はじめにより】
経済が発展する中国ですが、二〇二〇年初頭の新型コロナウィルスによる肺炎は、情報統制が行われた結果、対策が遅れ、感染者が拡大しました。共産党の事実上の一党独裁の欠陥が、改めて明らかになりました。
その中国では、過去に何が起きたのか。信じられない歴史があったにもかかわらず、共産党にとって都合の悪い情報は隠蔽されてきました。情報が隠蔽されると、過去の失敗から学ぶことができないことがよくわかります。

【目次より】
第一章 アメリカという「不思議」の国
第二章 EUは何を目指したのか
第三章 戦後の日米関係を総括する
第四章 沖縄問題とは何か
第五章 中東問題とは、「ユダヤ」「イスラム」とは何か
第六章 中国の「失敗」と「成功」
第七章 朝鮮半島問題
第八章 世界地図を読む

著者略歴

著:池上 彰
ジャーナリスト。1950年長野県生まれ。慶應義塾大学卒。NHKで記者やキャスターを歴任、94年より11年間「週刊こどもニュース」でお父さん役を務め、わかりやすい解説が人気を博する。2005年よりフリージャーナリストとして多方面で活躍中。現在、名城大学教授、東京工業大学特命教授。本書の元となった関西学院大学をはじめ、立教大学、信州大学、日本大学、順天堂大学などでも講義を担当。著書に、『そうだったのか!現代史』シリーズ(集英社文庫)、『池上彰の世界の見方』シリーズ(小学館)、『知らないと恥をかく世界の大問題』シリーズ(角川新書)、『池上彰と現代の名著を読む』(筑摩書房)他多数。

ISBN:9784479797159
出版社:大和書房
判型:4-6
ページ数:288ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2020年03月
発売日:2020年03月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPS