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講談社文庫

うちの旦那が甘ちゃんで 7

著:神楽坂 淳

紙版

内容紹介

沙耶と月也は、湯治のためにひと月の休暇をもらい、箱根に旅立つことになる。といっても関所を越えることはなく、箱根で湯治をして戻ってくるという予定の旅だった。旅の途中、程ヶ谷でひと組の男女と知り合うが、二人はなんと駆け落ちの途中だった。旗本の沢田蔵人の娘・小雪が、足袋問屋の萩尾七兵衛と駆け落ちしたのである。追手に捕まれば斬られるかもしれない、とおびえるふたりを拾って、「四人連れならバレないだろう」と合流を決める月也。ところが翌早朝、追手の小雪の兄・小次郎と許嫁の倉沢総一郎に追いつかれてしまう。月也は小雪らを逃がして追手を食い止めることにするが……。

著者略歴

著:神楽坂 淳
1966年広島県生まれ。作家であり漫画原作者。多くの文献に当たって時代考証を重ね、豊富な情報を盛り込んだ作風を持ち味にしている。小説には『大正野球娘。』『征服娘。』『激辛! 夏風高校カレー部』『三国志1~5』『金四郎の妻ですが』など、漫画原作・シナリオには『LIPS』『福音のヴェルター』『RE:BORN 仮面の男とリボンの騎士1~3』『S×Mぷらす執事』などがある。

ISBN:9784065189535
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:240ページ
定価:610円(本体)
発行年月日:2020年03月
発売日:2020年03月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ