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逃げる総理 壊れる行政 追及!!「桜を見る会」&「前夜祭」

著:上脇 博之
著:田村 智子

紙版

内容紹介

「桜を見る会」問題で安倍晋三総理大臣を窮地に追い込んだ立役者、田村智子参議院議員と「政治とカネ」問題のスペシャリストが緊急対談! 問題の本質、その法的問題、ウソと誤魔化しの文書管理、今後の追及課題、そして政権交代への希望など話題は多岐に!

目次

第1部 追及対談! 田村智子×上脇博之
「桜を見る会」を安倍晋三後援会のお祭り行事に変質
繰り返されてきて安倍政治の私物化の象徴
SNSでは「田村智子」がトレンド2位に
単独で答えようとすると墓穴を掘ってしまう
「60」番台は官邸総理室取りまとめ枠?
安倍昭恵枠は後援会とは別
限りなくイコールの推薦名簿と招待者名簿
推薦者側は誰が招待されたかわからない
事実上の買収に当たる可能性
同じ部署内で違う文書管理規則?
不適切を認めたが「資料はありません」
財政法違反で内閣は責任を取るべき
安倍総理を背任罪で刑事告発へ
「前夜祭」は公的行事を利用した後援会行事
明白な政治資金収支報告書不記載違反
パーティ赤字の不足分は裏金で補填か
突きどころのホテル領収書問題
相手の答弁を前提に小さなことから崩していく
防衛省、国交省の名簿から気づく
内閣官房の異様と議会制民主主義の否定
7年間の安倍政治を象徴する問題
決済行為は誰がしたのか
「1年未満」に変更の理由は不明のまま
官僚の公たる立場を自覚してほしかった
通常国会で逃げる総理を追い込む
野党「追及本部」の多様性が力を発揮
政権交代で民主主義の真価を問う

第2部 国民のために税金を使う政治へ 上脇博之
第1章 2020年度「桜を見る会」中止と真相解明の必要性
第1節 「桜を見る会」とは?
第2節 日本共産党議員と「しんぶん赤旗日曜版」の追及
第3節 追い込まれて2020年度「桜を見る会」を中止
第2章 安倍首相主催「桜を見る会」とその私物化問題
第1節 第二次安倍政権下での「桜を見る会」公費支出増大
第2節 「開催要領」の「招待範囲」からの逸脱(公金の私物化)
第3節 選挙も意識した党勢拡大に利用された「桜を見る会」
第4節 安倍後援会員への特別厚遇
第5節 財政法違反と刑法の背任罪(第247条)
第3章 「桜を見る会」招待者名簿の廃棄と説明放棄問題
第1節 財政民主主義と政府の説明責任
第2節 「ジャパンライフ」会長を招待
第3節 刑法の公用文書等毀棄罪(第258条)
第4節 「桜を見る会」招待者・推薦者各名簿は公開すべき!
第4章 「安倍晋三後援会」主催「前夜祭」とその収支不記載問題
第1節 安倍事務所では「桜を見る会」「前夜祭」が一体の事業
第2節 政治資金規正法違反(政治資金収支報告書不記載)
第3節 「前夜祭」の収支は赤字ではないか!
第4節 安倍首相の説明は“墓穴を掘る虚偽の弁明"

著者略歴

著:上脇 博之
1958年7月、鹿児島県姶良郡隼人町(現在の霧島市隼人町)生まれ。鹿児島県立加治木高等学校卒業。関西大学法学部卒業。神戸大学大学院法学研究科博士課程後期課程単位取得。日本学術振興会特別研究員(PD)、北九州市立大学法学部講師・助教授・教授を経て、2004年から神戸学院大学大学院実務法学研究科教授、2015年から同大学法学部教授。
専門は憲法学。2000年に博士(法学)号を取得(神戸大学)。
憲法運動、市民運動の分野に参加しながら現在、「政治資金オンブズマン」共同代表、公益財団法人「政治資金センター」理事など。著書多数。
著:田村 智子
1965年、長野県小諸市生まれ。参議院議員。早稲田大学第一文学部に入学 学費値上げ問題で学生の声を代表する論陣を張る。日本民主青年同盟東京都委員会勤務 日本民主青年同盟中央委員会常任委員 平和などの分野で青年運動の先頭に立つ。1995年より8年間、日本共産党国会議員団事務局に勤務 石井郁子衆議院議員秘書、井上美代参議院議員秘書として活動する。
この間、日本共産党の参議院比例代表候補(1998年、2001年)、衆議院比例東京ブロック・東京13区候補(2005年)参議院・東京選挙区候補(2007年)として活動。2010年1月、日本共産党中央委員会准中央委員に選出される。2010年7月、参議院議員当選(1期目)。2016年7月、参議院議員再選(2期目)。2020年1月、日本共産党政策委員会責任者に選出。

ISBN:9784889009804
出版社:日本機関紙出版センター
判型:A5
ページ数:172ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2020年03月
発売日:2020年03月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JP