ニューヨーク・タイムズを守った男
著:デヴィッド・E・マクロー
訳:日暮 雅通
紙版
内容紹介
民主党候補が多数名乗りをあげ、大統領選挙が本格的にスタートしたアメリカ。
4年前、ドナルド・トランプが当選してから、アメリカの国内の政治状況は一変した。
著者は、アメリカの代表的な新聞、「ニューヨーク・タイムズ」紙の社内弁護士。
記者たちが日々取材してくるネタについて、様々なアドバイスを行ってきた。大統領から名誉棄損で訴えられるかもしれないニュースを報じるべきか、見送るべきか。 ...そんなニュース編集室の議論の内側を描く。
格差が大きく、社会が分断されているといわれるアメリカで、なぜ今も新聞の報道が支持を得るのか。彼らのしなやかさと、行動の基本にある「憲法修正第一条」――「言論・出版の自由」を追った1冊。
目次
序章
第1章 大統領選挙の日
第2章 認識ある過失
第3章 謎の郵便物と裁判所にある箱
第4章 税の日
第5章 非公式会見の日
第6章 私たち対アメリカ
第7章 漏洩警察
第8章 中傷のドン
第9章 フェイクなフェイクニュース
第10章 不安定
第11章 ワインスタインとその仲間
第12章 FOIAの国のアリス
第13章 トラブルだらけの世の中
第14章 ある朝の手紙
あとがき 憲法修正第一条は死んだ──恋愛物語
ISBN:9784620326221
。出版社:毎日新聞出版
。判型:4-6
。ページ数:400ページ
。定価:2400円(本体)
。発行年月日:2020年02月
。発売日:2020年02月28日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNTP2。