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サル化する世界

著:内田 樹

紙版

内容紹介

「今さえよければ自分さえよければ、それでいい」
――サル化が急速に進む社会でどう生きるか?

ポピュリズム、敗戦の否認、嫌韓ブーム、AI時代の教育、高齢者問題、人口減少社会、貧困、日本を食いモノにするハゲタカ……モラルの底が抜けた時代に贈る、知的挑発の書。

・「自分らしく生きろ」という呪符
・なぜ「幼児的な老人」が増えたのか?
・トランプに象徴される、揺らぐ国際秩序
・「嫌中言説」が抑止され、「嫌韓言説」が亢進する訳
・戦後日本はいかに敗戦を否認してきたのか
・どうすれば日本の組織は活性化するのか……etc.

堤未果氏との特別対談も収録。
現代社会の劣化に歯止めをかけ、共生の道筋を探る真の処方箋がここに。

ISBN:9784163911533
出版社:文藝春秋
判型:4-6
ページ数:328ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年02月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB