出版社を探す

文春新書 1251

地経学とは何か

著:船橋 洋一

紙版

内容紹介

「地政学」は地理的条件、歴史、民族、宗教、資源、人口などをベースに、
国際情勢を分析する。だが、もはや地政学では手遅れなのだ。
地政学的課題を解決するために、経済を武器として使うこと――。
それこそが「地経学」である!

米中の貿易をはじめ、ジオエコノミクスの闘いは、すでに始まっている。
両国の覇権争いは、かつての米ソ冷戦と何が違うのか?
朝鮮半島、尖閣諸島、ロシア、EU、イラン……。
日本を取り巻く脅威に、「地経学」でどう立ち向かうべきなのか?
新しいグローバルマップが、ここにある。

・ビッグデータで人民を管理する中国の「デジタルレーニン主義」
・米NSAが仕掛けたファーウェイへの侵入計画
・気候変動の「勝ち組」は北欧諸国、「負け組」はサウジアラビア
・日本が原油を依存するホルムズ海峡という「チョークポイント」
・CO2、海底ケーブル、レアアースという新たな戦場
・トランプ政権で強まる「韓国は戦略的に不要」論
・2022年、日本は経済規模でASEANに抜かれる

ISBN:9784166612512
出版社:文藝春秋
判型:新書
ページ数:312ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年02月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCL