ソーニャ文庫
血の呪縛
著:富樫聖夜
絵:さんば
紙版
内容紹介
――大丈夫。君は何も考えなくていいんだよ。
政略結婚から6年後、夫の死により祖国へ戻されたニナリーナは、
元婚約者で幼馴染みの従弟・エリアスに求婚される。
けれど彼は今や国王。
肉体関係はなかったとはいえ、結婚歴のある自分は王妃にふさわしくない。
彼への想いを隠して断るニナリーナだが――。
「許すわけがないだろう? 僕以外の男のモノになるなんて」
歪んだ笑みを浮かべたエリアスに組み敷かれ、純潔を奪われたニナリーナは、
激しく嬲られながらもほの暗い悦びを感じていて……。
冷酷で一途な青年王ד血の呪い”に囚われた姫、淫らで甘美な執着愛!