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ノースウッズ

生命を与える大地

著:大竹 英洋

紙版

内容紹介

2021年 第40回 土門拳賞を受賞致しました!!
NHK総合「 ニュースウォッチ9」で土門拳賞の受賞インタビューが放送され、話題沸騰!(2021年5月3日放送)
3刷出来即重版でついに累計1万部突破!さらに緊急5刷を増刷中です!

20年に渡ってノースウッズに通い、自然の営みとその土地の人々をまっすぐに見つめてきた大竹氏。
大竹氏の力強くも繊細な写真と言葉の表現が、一冊の写真集として結実しました。
受賞を機にまた多くの方に手に取っていただき、この写真集をお楽しみいただけましたら幸いです。

「自然の奥を旅して、その先に見えてくることを伝えたい──」
大竹英洋が20 年に渡り取材するノースウッズ。それは北米の北方林、つまり、アメリカとカナダの国境付近から北極圏にかけて広がる地域のこと。世界最大級の原生林であるこの地には、カリブーやオオカミ、ホッキョクグマなど、様々な野生動物が生息しています。カナダ初の世界複合遺産「ピマチオウィン・アキ」を含む恵みの大地で、旅をつづける写真家の、眼と心に映ったもの……

「賞賛に値する視覚芸術家としてのみごとな成熟…まさしく情熱の一冊だ。」
前文:ジム・ブランデンバーグ(写真家)

「彼のおかげで、私たちの物語にもうひとつの地平が、つけ加えられたのです。」
寄稿:ソファイア・ラブロースカス(アニシナベ族)

著者略歴

著:大竹 英洋
大竹英洋氏 プロフィール
1975年京都府舞鶴市生まれ、東京都世田谷区育ち。一橋大学社会学部卒業。
1999年より北米の湖水地方「ノースウッズ」をフィールドに野生動物、旅、人々の暮らしを撮影。人間と自然とのつながりを問う作品を制作し、国内外の 新聞、雑誌、写真絵本で発表している。 主な写真絵本に『ノースウッズの森で』、『春をさがして カヌーの旅』、『もりはみている』など(以上全て福音館書店)。
2011年、NHKBS「ワイルドライフ」に案内人として出演。2018年、写真家を目指した経緯とノースウッズへの初めての旅を綴ったノンフィクション『そして、ぼくは旅に出た。 はじまりの森 ノースウッズ』(あすなろ書房)で「第七回梅棹忠夫・山と探検文学賞」受賞。2019年、カラフトフクロウの営巣を捉えた作品で「日経ナショナル ジオグラフィック写真賞2018 ネイチャー部門最優秀賞」受賞。2021年、撮影20年の集大成であり、自身初の写真集『ノースウッズ 生命を与える大地』(クレヴィス)にて「第40回土門拳賞」受賞。

ISBN:9784909532374
出版社:クレヴィス
判型:238x240mm
ページ数:216ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年02月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WFA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:AJC