中公文庫
さむらい道 下
最上義光 もうひとつの関ヶ原
著:高橋 義夫
紙版
内容紹介
甥の伊達政宗との確執から、天下分け目の戦における上杉軍との死闘まで、名藩主として君臨した最上義光の実像に迫る、著者渾身の歴史巨篇!
ようやく父・義守との諍いに終止符を打った最上義光だったが、妹の義姫の嫁ぎ先である伊達氏との峻烈な抗争が始まった。甥の伊達政宗との確執から、東軍側につき、上杉軍と激闘を繰り広げた一六〇〇年九月の天下分け目の戦いまでを克明に描き、義光が追求した「さむらい道」の真髄に迫る歴史巨篇。〈解説〉清原康正