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中公文庫

さむらい道 上

最上義光 表の合戦・奥の合戦

著:高橋 義夫

紙版

内容紹介

山形の大守・最上義守の子として生まれ、父との確執、天童・白鳥・伊達氏らとの峻烈な内憂外患を乗り越え、名藩主として君臨した最上義光の実像に迫る!

山形の大守・最上義守の子として生まれた義光は、いかにして父義守との家督相続争いや天童・白鳥氏、そして伊達氏らとの峻烈な内憂外患を乗り越え、山形に君臨することができたのか!? その幼少期から一六〇〇年九月の〝北の天下分け目の戦い〟までを克明に描き、名藩主として人々から慕われた義光の実像に迫る、著者渾身の歴史巨篇。

著者略歴

著:高橋 義夫
高橋義夫

一九四五年千葉県船橋市生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒。月刊誌の編集者を経て、執筆活動に入る。『闇の葬列――広沢参議暗殺犯人捜査始末』『秘宝月山丸』『北緯50度に消ゆ』『風吹峠』で直木賞候補に。九二年「狼奉行」にて直木賞(第一〇六回)を受賞。著書に『御隠居忍法』シリーズ、『花輪大八湯守り日記』シリーズ、『けんか茶屋お蓮』シリーズ。ほかに、最上義光の生涯を描いた『さむらい道』、義光の妹・義姫の立場から伊達と最上両家の相剋を描いた『保春院義姫』など多数。

ISBN:9784122068346
出版社:中央公論新社
判型:文庫
ページ数:456ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年02月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ