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中公新書 2580

移民と日本社会

データで読み解く実態と将来像

著:永吉 希久子

紙版

内容紹介

日本が直面する大きな課題の一つに移民がある。すでに欧米各国では社会問題になっているが、これまで日本では大々的に論じられてこなかった。しかし、近年は少子高齢社会の進展や産業界からの要請、排外主義の昂揚など多くの論点が浮上している。本書は、実証的な研究を下敷きにして、日本の移民をめぐる問題を包括的に論じる。さまざまな分野にまたがる移民問題の実態を描く。

著者略歴

著:永吉 希久子
永吉希久子

東北大学大学院文学研究科准教授.1982年大阪府生まれ.大阪大学人間科学研究科人間科学専攻博士後期課程修了後,追手門学院大学非常勤講師,ウメオ大学客員研究員などを経て現職.専攻は社会学(社会意識論,移民研究など). 著書『行動科学の統計学』(共立出版,2016年)共著『日本人は右傾化しているか』(勁草書房,書房,2019年)、『移民・ディアスポラ研究8 人口問題と移民』(明石書店,2019年)など.

ISBN:9784121025807
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:296ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年02月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KC