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イースト新書

未婚中年ひとりぼっち社会

著:能勢 桂介
著:小倉 敏彦

紙版

内容紹介

時代の変化についていけず、結婚観がズレている!?
葛藤する〈独身中年男〉は、結婚“しない”のか、“できない”のか!?

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結婚という「当たり前」はどこへ行った?
未婚率の上昇が止まらない。かつては誰もがしていた結婚は、もはや自明のことではなくなった。少子化が騒がれてから四半世紀が経ち、男性の四人に一人は未婚のまま一生を終える時代。職業選択や消費活動、恋愛など、人生における選択肢が広がる中で、バブル世代〜団塊ジュニア世代は、なぜ結婚しなかったのか。「恋愛」「職場環境」「雇用形態」「趣味」「風俗利用」……独身中年男たちへのインタビューから解き明かす、「未婚化社会」日本の実相。
この先の人生、「ひとりぼっち」の寂しさを抱えながら生きることを避けるために、「性愛」の根源から見つめ直し提言する。

<目次>
第一章 崩壊する「昭和婚」
第二章 結婚における「自由」と「安心」のジレンマ
第三章 「正規職」でも、出会えない?
第四章 結婚を決められない「あれかこれか」の迷宮
第五章 打ちひしがれる「非正規職」
第六章 独身男の「快楽」と「憂鬱」
第七章 他者を受け入れることと「安心感」
第八章 「持続的な親密性」の再構築 

目次

第一章 崩壊する「昭和婚」
第二章 結婚における「自由」と「安心」のジレンマ
第三章 「正規職」でも、出会えない?
第四章 結婚を決められない「あれかこれか」の迷宮
第五章 打ちひしがれる「非正規職」
第六章 独身男の「快楽」と「憂鬱」
第七章 他者を受け入れることと「安心感」
第八章 「持続的な親密性」の再構築 

著者略歴

著:能勢 桂介
能勢桂介(のせ・けいすけ)
1969年長野県生まれ。2012年立命館大学先端総合学術研究科修了(学術博士)。現在、同大学生存学研究所客員研究員。専門は移民研究・地域社会学。社会学、哲学、市民活動、芸術を渡り歩き、世界の来し方・行く末を考えている。共著に『変容する国際移住のリアリティ』(ハーベスト社)など。
小倉敏彦(おぐら・としひこ)
1970年群馬県生まれ。2002年千葉大学大学院修了(学術博士)。現在、立教大学・明治学院大学非常勤講師。専門は社会学。とくに近代日本の恋愛文化と男性文化を研究している。著書に『赤面と純情』(廣済堂出版)、共著に『コミュニケーションの社会学』(有斐閣)など。

ISBN:9784781651217
出版社:イースト・プレス
判型:新書
ページ数:240ページ
定価:860円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年02月10日