中経の文庫
古関裕而 日本人を励まし続けた応援歌作曲の神様
著:青山 誠
紙版
内容紹介
「心も浮き立つような、古関裕而作曲のオリンピック・マーチが鳴り響きます」
と、アナウンサーが発した実況中継の第一声。
「報われた」
その思いはあったと思う。
アジアではじめてのオリンピック。
日本の作曲家を代表してその入場行進曲を作るということは、生涯5000曲以上の作品のなかでも特別の意味をもつ。
青空の下、自分の曲に乗せて世界中から集まった選手たちが行進し、5万人を超える観衆が曲に合わせて笑顔で手拍子する。作曲家冥利に尽きる。
この素晴らしい瞬間を目にしたことで、これまでの生みの苦しみの苦労が報われた。
また、片田舎で将来の不安に怯えながら独学した日々、ヒット曲に恵まれなかった苦悩、それもこれも、この瞬間で報われた……。
2020年春放送開始の、朝の連続ドラマで昭和を代表する作曲家・古関裕而が取り上げられます。音楽で人々を励まし、波乱万丈の人生をコンパクトな1冊の文庫で紹介します。
この本を読んで、ぜひ、自分への応援歌にしてください。
目次
第1章 福島行進曲
第2章 夢淡き東京
第3章 露営の歌
第4章 長崎の鐘
第5章 栄冠は君に輝く
ISBN:9784046045577
。出版社:KADOKAWA
。判型:文庫
。ページ数:232ページ
。定価:700円(本体)
。発行年月日:2020年02月
。発売日:2020年02月15日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVP。