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生賴範義画集〈狼男達〉

絵:生賴 範義
原案:平井 和正

紙版

内容紹介

生賴範義と平井和正による迫力の画集企画第2弾!
「幻魔大戦」以外、〈ウルフガイ・シリーズ〉を中心とした初版限定300部の特装本‼

2015年、奇しくも、ふたつの巨星が永眠いたしました。
1月17日には平井和正が、10月27日に生賴賴義が--- 享年はそれぞれ76と79。
忘れられぬ個性のクリエイターとして、その作品は、いまなお私たちの記憶に刻まれています。先行して2019年11月に刊行する画集『生賴範義画集〈幻魔〉』は、この2人がコンビを組み、最多のイラストを完成させた『幻魔大戦』のカラーイラストを中心に編纂したものですが、本書は『幻魔大戦』以外の2人のコンビ作品から編んだ特装本画集企画の第2弾となります。

平井&生賴のコンビと言えば、まずはなによりも『ウルフガイ』という方も多いのではないでしょうか。生賴範義、平井和正の2人が関わった作品としては、最長期間におよぶ、まさに【代表作】と言って過言ではないでしょう。

本企画では、1983年に発売された『生賴範義イラストレーション II 幻魔世界』(徳間書店 刊)はもちろんのこと、同書を増補した電子書籍版(KADOKAWA・刊 2016年/Kindle)発売時点では所在不明で未収録だったイラストも追加収録が決定。
原画サイズに近い、特大A3サイズに印刷された初めての豪華画集として、その情感あふれる細部のタッチ、内圧の高い全体像をじっくりとお楽しみ頂けるものになっています。

(c)生賴太郎/平井早智

著者略歴

絵:生賴 範義
生賴範義(おおらい のりよし)
1935年兵庫県生まれ。1954年、東京藝術大学入学。1957年、東京藝術大学油絵科中退。1962年、イラストレーターとして活動開始。1973年には宮崎県宮崎市に居を移す。1980年、ジョージ・ルーカス製作『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』の国際版ポスター・イラストレーションで脚光を浴びる。星雲賞アート部門受賞。2014年、文化庁映画賞功労賞受賞。2015年10月27日逝去、享年79。2016年、日本SF大賞功績賞、星雲賞アート部門受賞。
原案:平井 和正
平井和正(ひらい かずまさ)
1938年神奈川県生まれ。1961年、早川書房のSF専門誌「S-Fマガジン」の第1回空想科学小説コンテストで奨励賞を受賞し、デビュー。1963年、マンガ『8マン』の原作を担当し、その後、テレビアニメ版の脚本も手がける。1971年より『狼の紋章』を始めとする小説「ウルフガイ」シリーズ、1979年より石ノ森章太郎との共作マンガに基づく小説「幻魔大戦」シリーズの刊行を開始し、ともにベストセラーを記録。1994年には国内最初期のオンライン小説となる『ボヘミアンガラス・ストリート』を発表し、注目を集めた。2015年1月17日逝去。享年76。

ISBN:9784835457109
出版社:復刊ドットコム
判型:420x297mm
ページ数:72ページ
定価:25000円(本体)
発行年月日:2020年01月
発売日:2020年01月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:XA