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西新宿 幻影物語

著:小林 栗奈
絵:吉田 誠治

紙版

内容紹介

"死後"の時間、請け負います。

契約者が生前に積み立てた時間の分だけ、
死後「幻影」としてこの世に留まれる不思議な契約--「幻影保険」。
新宿のはずれの法律事務所に籍を置く弁護士・坂井は、
幻影保険の執行人という裏の顔を持っていた。

果たしきれない想いの深さに誰もが静かに涙する、"終末"ファンタジー。

目次

一 銀の時計
二 契約者の訪れ
三 幻影と呼ばれる者たち
四 時を託すということ
五 冬の華
六 新しい朝

著者略歴

著:小林 栗奈
1971年生まれ。東京都多摩地方在住。中央大学文学部で図書館情報学を学ぶ。
表の顔は地味で真面目な会社員だが、本性は風来坊。欲しいものは体力。
2015年、第25回「ゆきのまち幻想文学賞」長編賞受賞。
2016年『利き蜜師』で第三回「暮らしの小説大賞」出版社特別賞を受賞し、
『利き蜜師物語 銀蜂の目覚め』(産業編集センター)として刊行。
他に『利き蜜師物語2 図書室の魔女』『利き蜜師物語3 歌う琴』『利き蜜師物語4 雪原に咲く花』
『骨董屋・眼球堂』(すべて産業編集センター)がある。

ISBN:9784863112568
出版社:産業編集センター
判型:4-6
ページ数:268ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年02月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ