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発達障害の精神病理 Ⅱ

編著:内海 健
編著:清水 光恵
編著:鈴木 國文

紙版

内容紹介

発達障害の概念は、精神医学のパラダイムを覆すほどの影響をもたらし、発達障害や、特に自閉スペクトラム症(ASD)に関する研究は、精神病理学の中でも大きな柱をなす重要な領域となっている。臨床知を集積し、発達障害の本質を見極めるという問題意識のもと総勢17人の専門家が集い、相互討論ワークショップを行った。本書には、そこでの徹底した議論を踏まえ書き下ろされた9編の論考が収められている。単にひとつの疾患概念の出現ということを超え、精神医学のパラダイムに深甚な影響をもたらした「発達障害」の精神世界を探究する。

著者略歴

編著:内海 健
東京藝術大学教授・保健管理センター長。精神科医。1955年東京都生まれ。1979年東京大学医学部卒業。東大分院神経科,帝京大学精神神経科学教室を経て現職。
編著:清水 光恵
伊丹健康福祉事務所(伊丹保健所)所長,兵庫県精神保健福祉センター医療参事。精神科医。1967年北海道生まれ。1992年東北大学医学部,1998年自治医科大学大学院修了。神戸大学保健管理センター勤務等を経て,現在に至る。
編著:鈴木 國文
松蔭病院院長・名古屋大学名誉教授。精神科医。1952年静岡県生まれ。名古屋大学卒業。マルセイユ大学外人助手,京都大学保健管理センター講師,名古屋大学医学部保健学科教授などを経て現職。

ISBN:9784791110438
出版社:星和書店
判型:A5
ページ数:236ページ
定価:3400円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年02月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ