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講談社選書メチエ

実力発揮メソッド パフォーマンスの心理学

著:外山 美樹

紙版

内容紹介

能力を直ちに向上させるのもいいが、その前に、自身の力を最大限に発揮するためにはどうすればよいか? 日々のあらゆる局面においての、効果的な目標の立て方、他人との比べ方、アドバイスの送り方・受け方、あがりの手なずけ方を、心理学の知見より裏付けし、パフォーマンス向上への道筋を示す。
あなたの力は、きっとそんなものじゃない――。自己啓発本と一線を画す、
教育心理学の最新の成果に裏付けられた「最強の自分をつくる」ための上質なヒント。

目次

第1章 目標を設定する
1 目標を立てる意味
2 目標マップの作成
第2章 目標を実行する
1 意志の力とそれを発揮するエネルギー
2 実行意図
3 意識と無意識の協働
第3章 フィードバックしてみる
1 フィードバックとは
2 効果と危険性
3 進捗をフィードバックする
第4章 「有能感」をはぐくむ
1 井の中の蛙効果
2 「有能感」はこうつくられる
3 「有能感」を保つ心的作用
第5章 人と比べてみる
1 社会的比較とは
2 比較でパフォーマンスは高まる?
3 有能感によって変わる比較の効果
第6章 あがりに対処する
1 あがりの正体
2 あがりとパフォーマンス
3 本番に臨む――あがりによるパフォーマンス低下の防止
第7章 己を知る
1 人によって異なるパフォーマンスの高め方
2 不安への対処

著者略歴

著:外山 美樹
外山美樹(とやま・みき)
1973年宮崎県生まれ。筑波大学大学院博士課程心理学研究科中退。博士(心理学)。現在、筑波大学人間系准教授。専攻は教育心理学。著書に、『行動を起こし、持続する力――モチベーションの心理学』(新曜社)『やさしい発達と学習』(共著、有斐閣アルマ)『モティベーションをまなぶ12の理論』(共著、金剛出版)など。

ISBN:9784065186954
出版社:講談社
判型:4-6
ページ数:176ページ
定価:1350円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年02月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP