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ハーレクイン・ディザイア 1888

絆はガラスの孤城で

著:キャサリン・マン
訳:土屋 恵

紙版

内容紹介

失った人を追い求める彼にとって、
私はただの身代わりでしかない……。

予定日まであとひと月と迫ったある日、急な陣痛に襲われたナオミ。
そこに居合わせた元婚約者の大富豪ロイスに励まされながら、
玉のような双子の女の子を無事出産し、彼女は感動に包まれた。
数カ月前、ナオミは我が子欲しさに匿名ドナーの子を宿し、
その後に出会ってすべてを受け入れてくれたロイスと婚約した。
だが、彼にはかつて流産を機に去っていった別の婚約者がいたと聞き、
その女性と失った子の代わりかと思うと辛くて、やむなく別れたのだった。
いまだにロイスの感触、匂い、優しいまなざしを忘れてはいないけれど、
今、しばらく双子の世話を手伝うと申し出てくれた彼を前に、
ナオミは自分を戒めた――愛を期待したら、また傷つくことになる、と。

『愛はガラスの孤城で』で将来を約束したはずのロイスとナオミが、まさか婚約を解消してしまうとは……! 本作では、そんな彼らの切ない愛と懊悩の物語が綴られます。かわいらしい赤ん坊を介してふたたび接近する二人に、ハッピーエンドは訪れるのでしょうか?

ISBN:9784596518880
出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
判型:新書
ページ数:160ページ
定価:673円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年02月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB